新しく仏壇を購入した時には、
開眼法要をしなくてはいけませんが、
この開眼供養というのは、いったい何で
どのようなものを準備しなくては
いけないのかわからない・・・という方は
結構いらっしゃると思います
そこで、ここでは
- 仏壇の開眼供養とは何か?どんなものを用意しなくてはいけないのか
- 仏壇の開眼供養の時はどのような服装をしたらよいのか
について解説させて頂きたいと思います。
引っ越しや、お家の新築・リフォーム
などの理由で仏壇を新しく
購入することになり、
開眼供養をすることになったので、
どのようなことをするのか、また、
どのようなものを準備したら
よいのかについて知っておきたい方は、
ぜひ、以下の記事をご覧になって
くださいね。
仏壇の開眼供養って一体なに?用意するものは?
仏壇の開眼供養は、引っ越しやお家の新築、
リフォームなどで仏壇を新しく
購入した時に行われます。
宗派によって準備するものは異なりますが、
一般的な仏壇の開眼供養に必要なものは
以下の通りです。
- ご飯(仏壇の正面や両脇の仏器にお供えします)
- お花(仏壇の仏器にお供えします)
- お膳(料理を少し盛りつけます)
- お箸(お仏壇のほうに向くように置いてお供えします)
- お供え(果物やお菓子を白い紙を敷いた高杯に供えます)
- 赤いろうそく
お布施の金額相場やのし袋の水引の色は?
開眼供養の時のお布施の金額の相場は
だいたい10,000円から30,000円ぐらい
のようです。
お寺のご住職が車やタクシーで
来られる場合はお車代も別に
包む必要があります。
ご住職がタクシーを利用される場合は、
往復利用で10,000円は包んだほうが
良いと思います。
仏壇の開眼供養は慶讃法要なので、
のし袋に水引を付ける場合は黒白や黄白
ではなく紅白でなければいけません。
仏事ではのしは用いらないため、
のし袋は使用せず、のしなしの金封に
赤白のむすび切りもしくはあわび結びの
水引を付けます。
ただし、金封は市販されていないので、
その場合は、黒白・黄白の金封を使用し、
水引を赤白に交換して使いましょう。
祝儀袋には右上に熨斗鮑がついて
いるので、開眼法要のお布施を
入れる袋としては使用できません。
紅白の水引の金封が準備できない場合は、
水引なしの金封でも良いようです。
のし袋の表書きは開眼供養御礼と記入します。
youtubeにて開眼供養の場合も含めた
仏事の際ののし袋の表書きの書き方を
紹介している動画を見つけましたので、
いざというときのためにも、ぜひ、
ご覧になっておいてくださいね。
お供えは何を用意する?
開眼供養で準備するべきお供えは、
宗派によって多少異なるようですが、
最低限必要なお供えは以下の通りです。
- お花
- ろうそく
- お線香
- 水(お茶または砂糖湯)
- ご飯
- 果物
開眼のお祝いってなに!?
開眼のお祝い、つまり開眼供養とは、
仏壇やお墓、位牌などの新しく購入する際に
僧侶を招いて読経をしてもらうことです。
開眼という言葉からわかるように、
仏像の目を開くという意味があり、
この開眼の法要を行うことにより
初めて仏壇やお墓、位牌などに
霊験が宿るとされています。
浄土真宗ではこの開眼供養は行われず、
おわたまし(御移徒)という
慶事の法要がおこなわれます。
法要の時はどんな服装がふさわしい?
開眼供養は慶事なので着用すべき服装は
男性の場合ブラックスーツに白ネクタイ、
女性の場合は慶弔どちらにも使用できる
スーツやワンピース、アンサンブル
などのブラックフォーマルになります。
まとめ
仏壇の開眼供養は、引っ越しやお家の新築、
リフォームなどで仏壇を新しく
購入した時に行われる慶事です。
宗派によって準備するものは異なりますが、
一般的な仏壇の開眼供養に必要なものは、
ご飯、お花、お膳、お箸、お供え、
赤いろうそくなどです。
開眼供養の時のお布施の金額の相場は
だいたい10,000円から30,000円ぐらいで、
このほかにもご住職が車やタクシーで
来られる場合はお車代も包まなくては
いけません。
仏壇の開眼供養は慶讃法要なので、
のし袋は使用せず、のしなしの金封に
赤白のむすび切りもしくはあわび結びの
水引を付けます。
ただし、金封は市販されていないので、
その場合は、黒白・黄白の金封の水引を
赤白に交換しましょう。
祝儀袋には右上に熨斗鮑がついているので、
水引は使用してものし袋は
使用しないようにしましょう。
あと、開眼供養は慶事なので男性の場合は
ブラックスーツに白ネクタイ、
女性の場合は慶弔どちらにも使用できる
スーツやワンピース、アンサンブルなどの
ブラックフォーマルを身に着けましょうね。