孫嫁という立場で夫の祖父母の葬儀に
参列する場合、服装などのマナーは
一般的な葬儀に参列する場合と
同じでよいのかどうかは
気になるところですよね。
マナーに反した服装をして葬儀に
参列したら、孫嫁という立場上
問題が発生するかもしれません。
そんなことにならないように、
ここでは
- 夫の祖父母が亡くなった場合、孫嫁はどんな服装で参列すべきか
- 義実家に行くときに頭に入れておくべき最低限の葬式マナー
について解説させて頂きたいと思います。
もし、義実家で祖父母の葬儀が
執り行われるときに必要な
孫嫁としての正しい服装などの
葬式マナーを知っておきたい方は、ぜひ、
以下の記事を読んでみてくださいね。
旦那の祖父祖母が亡くなった!孫嫁はどんな服装で参列する?
一般的に遺族側として葬儀に参列する場合、
女性は和装の場合は五つ紋付の黒羽二重を
着用し、黒の名古屋帯に、黒の帯締め、
黒の帯揚げ、黒の羽二重の下には、
白色の長襦袢を着用します。
草履やバッグは布製の黒色のもので、
足袋は白色のものを履きます。
葬儀が夏の場合は、着物は黒の絽の
紋付を着用します。
なお、葬儀で着物を着用する場合は、
帯留めや髪飾りはつけてはいけません。
洋装の場合は、襟元が開いていない
黒無地のワンピースかスーツ、
アンサンブルを着用します。
スカートを着用する場合は、
スカート丈は膝が隠れる
ぐらいの丈のものにしましょう。
ストッキングは肌色、もしくは
黒色のものを着用し、靴は光沢の
ないシンプルな黒のパンプス
などを履きましょう。
着物、洋装に格の上下はありませんが、
一般的に和装は両親や夫、子供の
葬儀の際に着用するとされていますので、
孫嫁という立場の場合、和装で
葬儀に参列するべきなのかどうかは、
夫の家族や親族と事前に相談して
ご指示を仰ぐようにしましょうね。
youtubeでお通夜・告別式での
服装マナーを紹介している動画を
見つけましたので、ぜひ、
ご覧になっておいてくださいね。
孫嫁が守るべき、服装やアクセサリーのルールとは?
孫嫁が葬儀に参列する場合の服装マナーは
上記ですでにご紹介しておりますように、
和装の場合は五つ紋付の黒羽二重か、
夏場であれば黒の絽の紋付で参列し、
洋装の場合は、黒無地のスーツか
ワンピース、アンサンブルで参列します。
もし、洋装で参列する場合は、
スカート丈は膝より下のものを
身に着けるようにしましょう。
アクセサリーはマナー的には
結婚指輪のみで、どうしても
着用する場合は、一連の真珠の
ネックレスを着用しましょう。
また、バッグは金具がついていない
黒無地のバッグにしましょう。
和装の場合は布製、洋装の場合は、
金具がついていなければ
黒無地であれば革製でも問題ありません。
また、時計も外しバッグの中に
入れておくようにしましょうね。
さらに、マニキュアや香水をつけて
葬儀に参列するのはNGなので
絶対やめておきましょう。
義実家に行くなら絶対に頭に入れておくべき最低限の葬式マナーとは?
夫の祖父母の葬儀の際には
普段あまりお目にかかることのない
夫の親族の方とたくさん
遭遇することになります。
そんな時にいいところを見せようと
張り切りすぎてでしゃばると孫嫁
として悪印象を与えることになります。
かといって、何もしないのでは
マナー的に問題がありますので、
葬儀に参列する際には夫の母つまり
お姑さんに「何かお手伝いできることが
あれば声をかけてください」と伝え、
できるだけ控えめに対処するように
しましょう。
基本的には孫嫁はお客さんになっても
よい立場ではあるのですが、義実家の
都合によっては葬儀のお手伝いを
しなくてはいけなくなる場合も
ありますので、その場合は嫌がらずに
お姑さんのご指示に従って
お手伝いしましょうね。
以下のサイトでは孫嫁という立場でも
香典を用意すべきかどうかについて
詳しくご紹介していますので、
いざというときのために、ぜひ、
ご覧になっておいてくださいね。
葬式では孫嫁からも香典は必要?金額の相場や渡し方とは!へ移動
まとめ
孫嫁として葬儀に参列する場合の
服装のマナーは一般的な遺族側として
参列する場合の服装マナーと同じです。
洋装、和装に格の上下はありませんが、
和装は基本的に両親や夫、子供が
亡くなったときに身に着けるものと
されているので、
事前に夫の家族やご親戚に和装で
参列したほうが良いのか
洋装でもよいのか確認して
おくようにしましょう。
また、孫嫁として葬儀に参列する際、
お手伝いしようとでしゃばりすぎると
かえって孫嫁としての印象や立場が
悪くなりますので、必ず、お手伝いが
必要な場合は声掛けしてくださいと
お姑さんに伝えておき、
依頼があったときのみお手伝い
するようにしましょうね。