実は私、終活の資格をとろうと思っています!
私は行政書士をしているのですが、
「専門家に相談しながら終活したい」
という方がとても多いと最近感じます。
そこでお役に立てるよう、
終活の資格試験に挑戦したい!
一念発起したわけですが…
終活の資格はたくさんあって
どれがいいのかわかりません(><)
というわけで今回は、現在有名な
- 終活ガイド
- 終活アドバイザー
- 終活カウンセラー
- 終活ライフケアプランナー
- 終活マイスター
- 終活士
- 終活診断士
の7資格について、
違いを徹底検証しました!
7つの違いを知って、
自分にぴったりの資格を見つけましょう。
終活とはどんなことをするの?
そもそも『終活』とは
どんなことをするのでしょうか?
終活に細かな決まりはありませんが、
- 財産の把握と整理
- 保険や預金の把握
- 相続人と相続額を決める
- お墓の希望
- 延命処置など理想の最期を考える
といったことを行う方が多いです。
どのように生きてどのように死にたいのかを
エンディングノートにまとめて
遺族に伝えるのが終活です。
終活をサポートする資格は全部で7種類!資格内容の違いとは?
ではいよいよ現在有名な7資格について、
資格内容の違いをみていきましょう。
1.終活ガイド
終活ガイドでは
- 医療
- 介護保険
- 相続葬儀
- お墓
について学ぶことができます。
終活に関する必要最低限の知識を
1日で学ぶことができる点が
ほかの資格との違いです。
講習会は全国各地で行われているので
- 都合がつけやすい
- 1日だけ学べば資格をゲットできる
ため、急いで資格をとりたい方におすすめです。
- 認定機関:
総合終活サービスを運営する
社団法人終活協議会 - 受講費用:5000円
- 受講形式:講習会(1日)
- 試験形式:選択式
- 年会費:なし
- 入会費:なし
2.終活アドバイザー
終活アドバイザーで学べる内容は
- 葬儀
- お墓
- 遺産相続
- 保有資産の管理
- 医療
- 介護
- 老後の生活費
などについて。
実際にエンディングノートを
作成しながら学習をすすめていくため、
自分自身の終活も同時にすることができるのが
ほかの資格との違いですね。
老後のプランニングについての専門知識を
幅広く身に着けるだけでなく、
専門家として実践的なトレーニングにも◎
- 認定機関:
NPO法人ら・し・さ
終活アドバイザー協会
(講座はユーキャン) - 受講費用:35000円
- 受講形式:通信講座(4ヶ月)
- 試験形式:選択式
- 年会費:6000円
- 入会費:4000円
3.終活カウンセラー(初級)
終活カウンセラー(初級)で学べる内容は、
- 相続
- 遺言
- 保険
- 葬儀
- 墓
- 介護
- 健康
などについて。
初級では自分のエンディングノートを
書くのに必要な知識を、
6時間で一気に身に着けることができます。
他人のエンディングノートの作成について
アドバイスするための知識が身につく
上級資格も用意されている点が
ほかの資格との違いです。
カウンセラーの名の通り、
終活に悩んでいる人の役に立つという
実践的なイメージをもちながら
学習することができます(^^)
- 認定機関:
一般社団法人
終活カウンセラー協会 - 受講費用:9970円
- 受講形式:講習会(6時間)
- 試験形式:筆記試験
- 会員登録費:年4560円
4.終活ライフケアプランナー
終活ライフケアプランナーでは
- 終活に関する基礎知識
- 終末期ケアと死生観に関する基礎知識
を学びます。
「ライフ」と「ケア」の両方を
プランニングするための知識を学べる点が
ほかの資格との違いです。
履歴書にも書ける資格なので、
- 保険業界
- 介護業界
などの就職にも有利です◎
- 認定機関:
一般社団法人
日本能力開発推進協会(JADP)
(講座はキャリアカレッジジャパン) - 受講費用:37000円
- 受験費用:5600円
- 受講形式:通信講座
- 試験形式:通信
- 年会費など:なし
5.終活マイスター
終活マイスターは現在
活動・更新ともに詳細は不明です。
- 認定機関:
一般社団法人
日本終活マイスター協会 - 現在の活動状況は不明
6.終活士
終活士では、
- エンデインノートの選び方、
書き方の助言と指導- 医療・介護・終末医療・尊厳死の助言、
問題解決の助言と指導- 葬儀・お墓・死後の整理の助言と指導
- 相続・生前贈与・遺言・
成年後見の問題可決への助言と指導
について学びます。
(引用元:任意団体 日本終活士協会)
日本終活士協会では
相続専門情報誌の定期購読や
スキルアップ講座などを用意しており、
資格取得後のバックアップが充実しています。
豊富なアフターフォロー体制が
ほかの資格との違いです。
- 認定機関:
任意団体 日本終活士協会 - 受講する場合:96400円
- 試験を受ける場:37800円
- 受講形式:WEB通信
- 試験形式:DVD講座と通信試験
- 会費:月1000円
- 更新費:5年ごとに8000円
7.終活診断士
終活診断士では、
- マネー
- ルール
- カラダ
- ココロ
- ケア
- クヨウ
について学びます。
終活全般について必要最低限の知識を
1日6時間で学べるのが特徴です。
また税理士業務との兼ね合いなど、
終活診断士としてのルールも学べる点も
ほかの資格と違う点ですね。
- 認定機関:
一般社団法人
日本クオリティオブライフ協会 - 受講と受験費用:35000円
- 受講形式:講座
- 試験形式:講座と同日
- 年会費など:なし
就活の相談はどの資格を持っている人がおススメ?
もしあなたが終活を相談する立場だとして、
どの資格を持った人に相談するのが
一番いいアドバイスがもらえるでしょうか?
私なりに考えてみたんですが…答えはずばり、
”どの資格かより相性の合う人に!“です。
ご紹介した7つの資格で、
学べる知識に大きな違いはありません。
つまり資格者であれば、
みんな同じレベルの知識を持っています。
となればあとは相性です。
終活では自身の財産状況や家族との仲など
プライベートな事項を話さなければいけません。
あなたの気持ちをわかってくれて
信用に足る人に相談することが
一番大切ではないでしょうか(^^)
資格取得を目指すなら、
傾聴でき信頼される資格者になりたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
終活の資格を7つ、ご紹介しましたが…
それぞれの違いは伝わったでしょうか?
学べる知識に違いはほぼありませんが、
資格取得までの費用や日数には
7つそれぞれ違いがあります。
合格率は7つすべて90%以上なので、
あなたの生活スタイルに合った資格を選んで
ぜひ挑戦してみてくださいね。
相談者の悩みに耳を傾け、
信頼される資格者を目指しましょう!