急な不幸から始まるお葬式。
イメージはあっても、実際のことと
なると、一体何をすればいいのか
分からない…。
と、不安になってしまいますよね。
それが普通です!
でも安心して下さい!
最近では葬儀社のサービスは
昔に比べるとかなり
質が上がっているのを知っていますか?
面倒な手続きや、
準備等はほとんど行ってくれるため
大変便利になっているのですよ♪
それじゃぁ…なにもしなくて良いの?
と思ってしまいがちですが、
そこは残念!
そういう訳ではないのですよ~。
やっぱり親族として、
葬儀屋のサポートをする。
という事はしなくてはいけません。
そのしなければいけないことの、
一つが花の順番の指示です。
花?
順番の指示?
そんなこと分からない!!
そういったアナタのために、
急な不幸があっても慌てない!
お花のルールをご紹介致します。
葬式でのお悔やみの花を飾る順番! そのルールは?
冒頭でも少しお話しましたが、
お葬式の準備等は全て葬儀社が
行ってくれちゃいます。
ただでさえお葬式というのは、
慌ただしいもの。
そこはお任せすることをオススメします。
しかし、実は!
葬儀社でも分からないことも
あるのです…。
それが、『お悔やみの花を飾る順番』
お花自体は葬儀社が用意するのですが、
それに付ける札の順番を
必ず聞かれます。
それを指示するのが、親族の仕事!
では、どういった順番にすれば良いのかと言うと?
それは、祭壇に向かって、
右側から地位の高い方順(社長や上司)に飾るのです。
ん…?イマイチ分からないぞ?といった方にも
分かりやすくルールを説明すると、
祭壇を中心に右→左と交互に偉い人順に並べると間違いがありません♪
(何で右なの?と言うと、
右は上手だからですよ。)
中には一対(花が2個あること。2個で1つの扱いをします)
お供えされる方も珍しくはありません。
どちらかと言うと、
会社関係はこの方が多いと思いますよ。
その際は祭壇を挟むように、
左右に飾るといいでしょう♪
ただ、多いのがこのパターンです。
そんなこと分からない!
お父さん生前に仕事のことや、
友人関係等話さない人だったから…。
そういって困ってしまう人は多いです!
でも、大丈夫ですよ。
仕事関係であれば名前の横に
その方がどういった地位の方なのか。
ということが記載されているので
(○○会社代表取締役○○というように)
そこを参考に順番を
決めちゃいましょう。
勿論、ただ並べれば良い。
ではバランスがオカシイ、
なんか位置が変…。という事も!
見た目も考えながら、美しく見えるようにするのも
貴女の腕の見せどころですよ。
悩んだ時は、
葬儀社のアドバイスを聞くのも手ですよ♪
親族間でも優先順位
親族間の優先順位というのは、
故人から見て、血の濃い順番のことをいいます。
お葬式において、この優先順位は
お供えの花を飾る際にとっても重要!
若い方は、そんなもの気持ちでしょ?
適当で良いよ!
そういう方も多くいます。
しかし、年長者の方々からすれば、
その順番は自分の地位を表している!
と、重要視する方も多いのです。
昔私が経験したお話なのですが、
若い喪主様(お葬式の幹事となる方)が
名前の順で良いよ~。
と言うので、その通りに並べたところ、
故人のお父様が最後の方になり、
怒って帰ってしまった!!
という事もありました。
そうなっては大変!
そうならない為に、
次は親族間での優先順位の
ルールをお話しましょう。
まず、親族間では先程もお話しましたが、
血の濃い順に祭壇を挟み、右→左と順に並べていきます。
要は、サイドに喪主から始まり
その右に故人の子や親からスタートし、
左右交互に兄弟、姉妹→祖父母→叔父、叔母→従兄弟…
と血の濃い順に飾るのが一般的ですね。
でも、血の濃い順と言われてもよく分からない…。
そんな時は、年長者の方に相談することをオススメします。
お葬式=喪主が一人で全てをしなければいけない。
ということはないんですよ~。
親戚間で協力することで、
更に良いお式となるかもしれませんよ♪
祖父、祖母への孫一同からの連名の花は?
では、今度は同じ立ち位置である
孫の場合はどうだと思いますか?
大体、孫は皆祖父祖母からすれば
可愛い孫!
順番なんて付けられません。
そんな場合は、年齢順に並べるのが
無難です。
いくら同じ立ち位置だとしても、
1歳の孫の名前が20歳の孫よりも先に来る。
というのは、20歳側からすれば
少し複雑ですよね。
その為、年長者から右に順に
名前を書くと間違いはありませんよ♪
お葬式の花を持ち帰るべき? マナー違反? その考え方とは
昔はお葬式の花といえば、菊と言われていましたよね。
しかし!近年の祭壇は
バラやガーベラ等を
使用してとても華やかなのですよ~。
そうなると、葬式が終わってそのまま捨てる。
というのも、
折角お金を払っているし
勿体無い気がする…。
という人も結構います。
しかし、マナーとしてはどうなのか?
それは、一概にはこう!とは言えませんが、
一般的にはどちらでも良い♪
とされています。
何故良いと言い切れないのか?と言いますと…
地域によって風習や考えが違うからです。
場所によっては、葬式の花には厄を吸う効果があるため、
持ち帰ってしまうと家に厄を招き入れる事になる。
縁起が悪い。死者に手向けた花を持ち帰るなんて失礼。
と考えられている地域もあります。
しかし、逆に仏様に手向けた花は、
縁起がいい。
長生きされた方に手向けた花を飾ると、
長生きが出来る。
など、縁起物として持ち帰る
という地域もあるんですよね。
勿論、そんな考えは知らないけれども、
自分で買った花なのだから
持ち帰るのは当然。
と持ち帰られる方もいらっしゃいますよ。
以上、お葬式で飾る花の順番、
マナーについてご説明致しましたが、
いかがでしたでしょうか?
花なんて飾れば良いのでは?
そう思ってしまいますが、
送られた花の一つ一つは故人に贈る
その方からの最後の贈り物です。
ただの花に見えても多くの感謝や、
思い出の気持ちが込められているのです。
その気持ちを、少しでも輝かせられるように。
上手に飾ってあげて下さいね。
お葬式のマナーで一番悩まれる、
焼香について学べる動画もご用意しました!
よかったらご覧下さい。