急に起こるお葬式。
訃報を知ると
行くことに越したことは
ありませんが、
行きたくても行けない。
という事もありますよね?
そういう時に、役立つのが
『電報』
しかし、電報ってどんな風に
送るの?
電報を送ったら、香典って
渡さなくても良いの?
意外と知らない
そういった疑問!
今回は調べてみました♪
親族の通夜や葬式に行けないとき!どう対応するのがマナー?
まずは親族のお葬式の場合を
ご説明しますと…
親族というのは、
血のつながりがある
人のことを言います。
本来、式の準備などは
葬儀屋と親族が連携して
行います。
そのため、
基本的には、
親族のお葬式には
出席し、準備の手伝いを
するのがベストです!
しかし、海外にいて…
入院していて…。
というような、通夜、葬式に
間に合わない。
行けない。
そういった状態は
珍しくはありません!
そういった場合は、
①電報を打つ (お葬式の場合は弔電といいます) ②香典を送る ③可能であれば代理人を立てる ④改めて弔問に行く ⑤御花を供える
|
こういった、
ことをするのがベストです!
一般的にお参りを
する場合とは違い、
本来、親族は
式を開く立場になります。
そのため、行けない場合は
行けないのだから仕方無い!
ではなく、
式の準備などの仕事を
他の親族に任せてしまう。
ということを頭に
置いておいて下さいね。
電報を送る!どんな内容がいい?
お通夜、葬式に
伺えない際は、
故人や家族に
向けてお手紙として
電報を打ちます。
電報の送り方は、
インターネットや
電話(NTT 115番)
にて、申し込みが可能ですよ♪
電報を打つ際に、
皆さん悩むのが、
内容かと思います。
メールみたいに送れば良いの?
っというか手紙と何が違うの?
そういう方のために、
例文もご紹介致します♪
《例①》
○○様のご逝去を悼み、 |
《例②》
○○様のご逝去の報に接し、 |
《例文③》
いつも笑顔の○○様 |
こんなにシンプルで良いの?
と思ってしまいそうですが、
電報は文字数で金額が
加算されるので、
シンプルに簡潔な文を
オススメします!
お金がかかってもいい!
長い文で送る!
というのも
駄目ではありません。
しかし、
お葬式によっては
送られて来た弔電を皆さんの前で
読み上げる場合が多いです。
その際に恥ずかしくない文書を
心がけましょう!
余談ではありますが…
最近では、文章だけでなく
お祝いであれば
人形や御花つき
お悔やみごとであれば
お線香や刺繍つきの
香典もあります。
が、私が付いたお葬式では
通常電報もしくは
押し花の台紙の電報が
一般的でしたよ♪
電話で挨拶をする!注意点とは?
親しい人が
亡くなったとなれば、
一刻も早く、話が聞きたい!
お悔やみを言いたい!
そう思うはずです。
しかし、
電話というのは、
相手が見えない
ので、相手に嫌な気持ちを
させてしまいかねません。
特に不幸があった後の相手は
通常以上に気を使いたいところ。
では、電話の場合
どういう挨拶が
良いのか?
気をつけなければ
いけない点を
例文を添えて
ご紹介いたしましょう!
《例》
お忙しい時に 突然のことで よろしければ お手数ですが、 有難うございます。 |
相手は決して
暇ではありません。
親族は用意や
手続きなどで、
悲しんでいる時間もない程です。
そのため、
まずは①のように
忙しいところ邪魔をして
ごめんなさい。
という一言を添えましょう。
次は②のように、
故人に対しての気持ち
相手に対しての気遣いを
言葉にします。
そして③
お通夜の日程など
教えて欲しい際は、
ちゃんと伺って下さい。
来ないで欲しい。
と言われた際は
では、後日
お線香を上げさせて
頂いても宜しいですか?
後日お別れに伺っても
良いですか?
と言うように、
日を改めましょう。
もし、行っても
大丈夫なようでしたら、
④のように
宗派も聞いておくと、
準備に困りませんよ♪
(数珠の種類や、香典の用意など)
香典の宗教ごとの作法については
こちらの記事も参考にどうぞ♪
〈お葬式のお金はピン札厳禁! その理由は? 〉
https://neverendingstory.info/archives/62
最後は
聞くだけ聞いて
『さようなら』
ではなく、⑤のように
教えてくれたことに
対する感謝と
相手を気遣う言葉を
伝えましょう♪
しかし、
注意して頂きたいことが
2点あります!
《1点目》
中には来ないで欲しい!
家族だけでお別れがしたい。
そういう方も居られます。
その際は、
何故会わせて
くれないのだ!
そんなのズルイ!
行かせてくれ!
など、無理は言わない
ようにしましょう。
私がお手伝いさせて頂いた
お式で
こんなことがありました…。
家族5人のお式で
家族水入らず
お別れをしていたのに、
友人15人が来ないで欲しい。
と言ったのに、
勝手に来てしまったのです。
式場は家族5人でも少し
狭い部屋にも関わらず
大の大人が15人…。
会場はぎゅうぎゅうで
家族が外に出る羽目に。
悲惨でした…。
そうなっては、親族が可哀想…。
最後だから
お別れをしたい!
その気持ちは大事ですが、
優先順は家族です。
残された家族の気持ちを優先に
考えるようにするように
して下さいね!
《2点目》
電話では相手の顔は
見えません。
だから、思わず色々
聞いてしまいたくなりますが…
『何で亡くなったの!?』
『気づかなかったの?』
など聞き出す。
『悲しみは時間が
解決してくれるよ!』
『仕方ないよ~』
『皆一緒だって!』
というような
励まし方。
今話さなくても良い話。
は絶対に止めましょう!
何度も言いますが、
相手は暇ではありません。
気分も悲しみでいっぱいです。
それをしっかり頭に置いて、
簡潔な内容を心がけて下さい。
後日メールや手紙を送る!文例も紹介
お葬式、お通夜があったことを
後日知ることになる。
という場合も中にはあります。
そういった際は、後日
メールや手紙を送ることに
なるのですが、どういった内容が
良いのか?
そちらもご紹介いたします!
《例①》
〇〇様のご逝去の悲報、 本来であれば、 今日まで存じ上げず ○○様には ご家族様におかれましては、 |
このように、
①今まで 亡くなった
ことを知らなかった
式に出席出来なかった
ことに対する謝罪。
②故人とどういう関係だったか。
想い出など。
③残された
家族に対する気遣い。
この3点をしっかり伝え、
簡潔な内容で
書くようにしましょう。
以上電報や電話でのマナーを
ご紹介致しましたが、
いかがでしたでしょうか?
今回の記事をまとめた内容
となっているので、
こちらの動画も参考にどうぞ♪
お葬式というのは、
最後のお別れなので、
行くことに
越したことはありません。
しかし、行けなくても
電報や手紙というのは
貴方が行けなくとも
代わりに
気持ちを伝えてくれるのです。
伺うのと同じように
相手に気持ちを考え
故人の死を悲しむ気持ちを
込めれば、
気持ちは伝わるはずですよ♪