親戚、友人、知人などから
お葬式の連絡を頂いても
仕事を休むことができないなど
事情があって
お葬式に行けない場合もありますよね。
そんな時には、
お悔やみのお手紙を
遺族の方に送付しなくてはいけません。
ここでは、
そんなお葬式の連絡を頂いたけれど、
どうしても行くことができなくて、
お悔やみのお手紙を
出さなくてはいけなくなった方のために、
- お葬式に行けない場合の
お悔やみの手紙の基本マナー - お葬式に行けない時の
お悔やみの手紙の例文
について解説させて頂きたいと思います。
お葬式の連絡を頂いたけれど、
どうしても行くことができない時のために、
お悔やみの手紙のマナーや例文を
知っておきたい!という方は、
ぜひ、以下の記事を
読んでみてくださいね。
葬式に行けない場合のお悔やみの手紙!基本のマナー
親戚や友人、知人などから
お葬式の連絡を頂いても、
どうしてもお休みできなくて、
お葬式に行けない・・・
という場合もありますよね。
そんな時には、
お悔やみのお手紙を
送らなくてはいけないのですが、
どのようなはがきや便箋で、
いつ発送したら良いのか
ご存じない方も多いと思います。
そんな方たちのために、
お葬式に行けないときに送付する
お悔やみの手紙の
基本的なマナーについて
以下に解説させて頂きますね。
ハガキや便箋はどんなものを使う?
お葬式に行けないときに送付する
お悔やみのお手紙に使用する
はがきや便箋は、
色合いやデザインの
派手なものは避け、
落ち着いた色合いの
シンプルなデザインのものを
使用しましょう。
もちろん、
シンプルな白無地の封筒やはがき、
白い便箋でもOKです。
お葬式に行けない時に送付する
お手紙とともに
不祝儀袋に入れた
お香典をそえて
現金書留で送ってもよいでしょう。
現金書留封筒は、
通常サイズと大判サイズがありますが、
大判サイズの現金書留封筒を
購入しておくと、
大きめの不祝儀袋でも
入れることができるので
おすすめです。
お香典袋の表書きは
四十九日の法要前の場合は
ご霊前、
四十九日の法要の後は
ご仏前になりますので、
注意しましょうね。
youtubeにて
お香典袋の書き方と意味を
解説している動画を
見つけました。
お悔やみのお手紙とともに
お香典も送付したいけれど、
香典袋にどのように書いたらよいのか
わからない・・・という方は、
ぜひ、以下の動画を
ご覧になってくださいね。
いつ発送するの?
お葬式に行けないときに出す
お悔やみのお手紙は、
故人の初七日までに出すのが
正式なマナーとなっています。
ただし、お葬式後に
訃報の連絡を受けた場合や、
喪中はがきが届いた時に
故人がお亡くなりになったことを
知った場合は、
できるだけ早く
お悔やみのお手紙を
出すようにしましょうね。
葬式に参列できない時のお悔やみの手紙の例文を紹介
上記でご紹介しましたように、
お葬式に参列できない時は、
故人の初七日までに
お悔やみのお手紙を出すのが
正式なマナーとなっています。
でも、お悔やみのお手紙は
これまで出したことがなくて、
どんな文章を書けばよいか
わからない・・・という方も
いらっしゃると思います。
そんな方のために、以下に
お葬式に行けない時に送る
お悔やみのお手紙の例文を
ご紹介させて頂きたいと思います。
例文1 母親を亡くした方に送る場合
この度は、
ご母堂様のご逝去の報を受け、
心からお悔やみ申し上げます。
かねてより療養中であることは
存じていたのですが、
急なご連絡にただただ
呆然とするばかりです。
本来であれば、
すぐにでも
かけつけたいところなのですが、
やむを得ぬ事情により、
すぐにお伺いできず申し訳ありません。
ご家族の皆様には、
一日も早く心穏やかに暮らせますよう、
心よりお祈り申し上げます。
略儀ながら、
書中にてお悔やみ申し上げます。
例文2 友人・知人宛に送付する場合
この度は、突然の悲報に、
ただただ驚いております。
あの元気な姿を
二度と見ることができないと思うと、
悲しみで言葉もありません。
本来であれば、
直接かけつけて
お悔やみを申し上げたいところですが、
遠方のためすぐに伺うことができず、
誠に申し訳ありません。
ご家族の皆様は、
さぞ心を痛めていらっしゃるかと
存じますが、
どうかお力を落とされませんよう
ご自愛ください。
略儀ながら、
書中にてお悔やみ申し上げます。
例文3故人の初七日が過ぎてから送付する場合
ご尊父様の突然のご逝去を知り、
とても驚いております。
まだまだご健勝でおられることと
思っておりましたのに、
ご家族の皆様はさぞかし
心を痛めていらっしゃることと存じます。
ここ数年は
ご無沙汰しておりましたために、
ご尊父様がお亡くなりになられたことも
存じ上げず、
弔問にもお伺いせず
大変申し訳ありませんでした。
遅ればせながら、
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
お力落としのことと存じますが、
くれぐれもお気持ちを強く持って
ご自愛くださいませ。
略儀ながら、
書中をもちまして
お悔やみ申し上げます。
注意!お悔やみの手紙で使ってはいけない言葉や言い回しとは?
お悔やみのお手紙を
したためるときには
使ってはいけない言葉や
言い回しがあります。
例えば、
一般のお手紙を書くときに使用する、
拝啓や謹啓などの頭語や
「春たけなわ」や
「緑照り映える時節」などの
時候の挨拶は、
お悔やみのお手紙では使用せず、
いきなり本題から書いていくのが
正しいマナーです。
また、お悔やみというのは、
直接お会いして述べるのが
正式な方法で、
お手紙でお伝えするのは
略式の方法です。
ですから、
詳しく書く必要はありませんが、
お葬式に参列できなかった理由と、
お詫びは必ず記入するようにしましょう。
あと、「重ね重ね」や「またまた」などの
繰り返しを連想させる重ね言葉は、
葬祭関連では忌み言葉と言って
使用を避けなくてはいけない
言葉ですし、
「死ぬ」や「滅ぶ」などの
死を連想させる言葉も、
「ご逝去」や「ご生前」などの
柔らかい表現に変える
必要があります。
まとめ
いかがでしたか?
お葬式に行けない時に
送らなくてはいけない
お悔やみのお手紙は、
故人の初七日までに
送付しなくてはいけません。
お手紙を書くときに使用する
便箋やはがきは、
派手な色合いやデザインのものを
使用することは控え、
落ち着いた色合いの
シンプルなものを使用しましょう。
もちろん、白無地の封筒や便箋を
使用しても問題ありません。
実際にお悔やみのお手紙を
したためるときは、
上記でご紹介いたしました
例文を参考に、
葬祭関係で使用してはいけない
「重ね重ね」などの重ね言葉や、
「死ぬ」や「滅ぶ」などの
死を連想させる言葉を
使用することは避けて文章を作成し、
ご遺族宛にできるだけ早めに
送付しましょうね。