土地を売りたいなーと思ったとき
気になるのが仲介手数料です。
土地売買のプロである不動産業者に頼むと
仲介手数料を支払わなくてはいけません。
その額はなんと最大で
売却価格×3%+6万円+消費税。
(400万円を超える土地の場合)
1000万円の土地の場合、
売り手と買い手を合わせて
最大約64万円を支払うことになります。
…高いですよね(>_<)
なんとか個人で土地売買を成し遂げて
この手数料を節約したいものです!
そこで今回は、行政書士の私が
- 土地売買を個人ですることは可能?
- 土地売買を個人でする場合の手続きの流れ
について説明します。
どうしても困った時に
頼れる専門家もご紹介しますよ(*^^*)
土地売買を個人ですることは可能?
そもそも、
土地売買を個人ですることは
可能なのでしょうか?
すばり”可能”です。
土地とはいえ基本的には
普段の買い物と同じで売買ですから、
個人でも手続きできます。
ただし!
かなりの覚悟が必要です。
土地は魚の切り身とは違って高価なため、
さまざまな書類や費用が必要なのです。
土地売買を個人でする場合の手続きの流れとは?
個人で土地を売買する場合の手続きは
どのような流れですすむのでしょうか?
まずは時系列でみていきましょう。
土地売買の流れ
個人での土地の売買は次のようにすすみます。
- 売る土地を決定する
- 売る土地の相場価格や登記簿など
売るのに必要な情報を集める - 買い手を探す
- 売り手と買い手で話し合い
売買価格などを打ち合わせる - 必要書類の作成
- 売買契約の成立
- 土地の引き渡しと代金の支払い
個人でこの手続きを行う場合に
つまづいたりトラブルになりがちなのが
『5.必要書類の作成』です。
土地売買で用意すべき必要書類とは?
土地売買では
- 土地の売買契約書
- 重要事項説明書にかわる書類
の2つを作成するのがおすすめです◎
法律的にはこの2つの書類がなくても
契約は成立します。
しかし今回の売り物は土地です。
土地の売買では
- 土地自体におかしな部分があった
(土壌汚染や地盤沈下など) - 抵当にはいっていた
- 土地を共有所有しているの
同意を得られていなかった - 登記簿上の持ち主にはなかった
などのトラブルが起こりやすいため、
書類を作成して予防しておきましょう(*^^*)
土地売買に必要な費用
土地の売買には
- 売買のための費用
- 税金
がかかります。
売買のための費用は
打ち合わせのための交通費などですね。
土地売買にはどんな税金がかかるの?
土地の売買にかかる税金としては
- 印紙税
- 不動産譲渡税
- 土地の登録免許税
の3つがあります。
まず印紙税。
印紙税とは、ある一定以上の取引について
支払わなくてはいけない税金のことです。
印紙を郵便局などで購入し、
契約書に貼ることで納付できます。
印紙税は土地の売買価格によって違います。
記載金額 | 印紙税額 |
---|---|
1万円未満 | 非課税 |
1万円超50万円以下 | 200円 |
50万円超100万円以下 | 500円 |
100万円超500万円以下 | 1,000円 |
500万円超1000万円以下 | 5,000円 |
1000万円超5000万円以下 | 1万円 |
5000万円超1億円以下 | 3万円 |
1億円超5億円以下 | 6万円 |
5億円超10億円以下 | 16万円 |
10億円超50億円以下 | 32万円 |
50億円超 | 48万円 |
不動産譲渡税は
土地の売却利益に応じて支払う税金のことです。
たとえば1000万円で購入した土地を
2000万円で売却した場合は、
利益の1000万円分税金がかかります。
逆に1000万円で買ったのに
500万円でしか売れなかった場合は、
利益が0円のため税金も0円です。
最後の登録免許税とは
土地の登記の際に支払う税金です。
いわゆる登記手数料ですね。
登録免許税の金額は
土地の評価額×1.5%。
法務局で登記をするときに
窓口に支払います。
土地売買を専門家に頼むにはどうしたらいい?
とまぁここまで
個人で土地を売買する手続きを
ご説明してきましたが…
正直おすすめしません(>_<)
かなり面倒ですし、そのわりには
売却利益も期待できないじゃないかなぁ
と思います。
行政書士としては
売買契約書の内容もかなり不安です。
土地には見えない瑕疵なども多くあり、
その辺をカバーできる契約内容じゃないと
あとあと大きなトラブルを招くんです…。
ぜひ仲介手数料の安いプロに
依頼することも検討してほしいところ!
仲介手数料が安く高値売却できる業者なら、
自分でやるのに近いお金を
節約できるかもしれません。
スマイスターなら
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一度探してみてはいかがでしょうか(*^^*)
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まとめ
いかがでしたか?
土地の売買は個人でも可能です。
- 売る土地を決定する
- 売る土地の相場価格や登記簿など
売るのに必要な情報を集める - 買い手を探す
- 売り手と買い手で話し合い
売買価格などを打ち合わせる - 必要書類の作成
- 売買契約の成立
- 土地の引き渡しと代金の支払い
という流れで手続きをすすめましょう。
土地の売買では
- 土地の売買契約書
- 重要事項説明書にかわる書類
をきちんと作るのがおすすめです◎
あとあとのトラブルを防ぐために
大切な書類なので、
自信がない方はプロに頼むのが吉。
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手数料が安く高値売却してくれる業者を
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