結婚式に出席する場合は、何か月も前に
招待状を頂き出席を決めていますが、
お葬式は故人が突然逝去する場合が
ありますので、場合によっては結婚式と
葬式の日程が重なってしまうことも
あるかもしれません。
そんなときはどちらを優先すれば
よいのか困ってしまうのでは
ないでしょうか。
そんなときのために以下に
- 葬式と結婚式が同じ日になってしまった場合の優先順位の決め方
- 喪中期間中や葬儀と同じ月に結婚式に出席してもいい?
について解説させて頂きたいと思います。
お葬式と結婚式の日程がかぶって
しまった場合、
どちらを優先すればよいのかについて
知っておきたい方は、ぜひ、以下の記事を
読んでおいてくださいね。
葬式と結婚式が同じ日にかぶった!優先順位を決める3つのポイントは?
お葬式と結婚式が同じ日にかぶって
しまったら、どちらを優先したら
よいのか困ってしまいますよね。
そこで、お葬式、結婚式どちらを
優先したらよいかの優先順位を決める
3つのポイントを以下にご紹介させて
頂きます。
ポイント1:結婚式よりお葬式を優先する
これから結婚する新郎新婦には、
今後いつでも会えるため、個人的に
ご祝儀やお祝いの品を後日お会いして
お渡しすることができますが、
逝去された方と最後のお別れをする
葬儀に参列することは1度しか
できないので、なるべく結婚式より
お葬式のほうを優先するようにしましょう。
ただし、結婚式を欠席する場合には、
先方のご都合もありますので、
できるだけはやめに連絡し、
披露宴に出席する予定であった場合は、
お料理や引き出物の準備をキャンセル
できなかったりしますので、出席する
場合と同等のご祝儀を包むように
しましょうね。
ポイント2:親族が結婚式を行う場合は親族を優先する
お葬式を行う相手やお亡くなりに
なられた方が、それほど親しい方で
ない場合で、結婚式を行う方が親族の
場合は、これからの長いお付き合いを
考慮して親族の結婚式のほうを
優先しましょう。
お葬式を欠席する場合は、弔電を打ち
お悔やみを伝え、お香典は郵便書留で
送付するか、後日ご家族に直接
手渡すようにしましょう。
ポイント3:時間がかぶっていなければ両方行ってもOK
時間をずらせばお葬式、結婚式ともに
行けるのであれば、両方行ってもOKです。
お祝いの席のあとにお悔やみの場に
行くのは良くないことではないのかと
ためらう方もいらっしゃるかも
しれませんが、人とのご縁を大切に
するために行われるのが結婚式であり
お葬式であるので、特に問題はありません。
ただし、服装は必ず、葬儀の時は喪服、
結婚式の時は男性は靴下とネクタイを
変え、女性はお祝い用のドレスや靴、
バッグに変えるようにしましょうね。
葬式が祖父祖母や身内なのか知人なのかにもよる!
上記でもご紹介しましたように、
結婚式とお葬式がかぶってしまった
場合は、基本お葬式のほうを優先します。
特に、お葬式が祖父母や身内の場合は
結婚式よりお葬式を優先します。
ただ、親族が結婚式を行い、お葬式が
知人の場合は結婚式を優先し、知人の
葬儀には弔電を打ち、香典は書留で
送付するか、後日ご家族に直接
手渡しましょうね。
一年の喪中期間や葬式と同じ月に結婚式に出席するのはアリ?
基本、喪中期間は常識的に出席しない
ほうが良いとされています。
喪中期間は親の場合は1年間、祖父母の
場合は150日とされています。
ただし、忌中期間である49日を
過ぎれば常識的に結婚式に出席しても
よいという流れにはなっています。
ただし、結婚式を挙げる2人のご家族、
ご親族によっては縁起を担いで100日は
過ぎないと結婚式には出席しないほうが
良いという考えの方もいらっしゃいますし、
忌中期間や喪中期間であっても
構わないから出席してほしいという
場合もありますので、
自分の心の整理がついていたら、
基本は結婚式を挙げる先方の2人や
ご家族ご親戚の意向をくんで
出欠を決めましょう。
結婚式と葬式で同じ礼服やバッグを使ってもいい?
結婚式とお葬式に同じ礼服やバッグを
使用することは、黒バッグに華やかな
バックルを付けたり、靴を華やかなものに
変えたり、ネックレスやコサージュを
付けたりするなどすれば、対応可能です。
男性の場合は、ネクタイと靴下を
祝儀用に変え、ポケットチーフなどを
入れれば結婚式に使っても大丈夫です。
youtubeでポケットチーフの折り方を
紹介している動画を見つけましたので、
いざというときの為に、ぜひ、
見ておいてくださいね。
まとめ
結婚式とお葬式がかぶってしまった場合は、
基本慶事より弔事のほうを優先します。
ただし、葬儀が関係性の深くない
知人のもので、結婚式が親族のものの場合は
結婚式のほうを優先します。
また逆に葬儀が親族や身内のものの場合は、
結婚式よりも葬儀のほうを優先しましょうね。