法事のお供え物ののしの書き方!マナーをご紹介【完全版】

法事のお供え物につける「のし」。
どんなものを選んで、
どう書けばいいか悩みますよね。

そこで、この記事では
法事のお供え物の「のし」の書き方について

  • 見本付きで解説する書き方
  • 包装紙や内のしと外のしの使い分け
  • お供え物の渡し方・送る時の注意点

といった内容で、弔事用ののしに関する
マナーをご紹介したいと思います。

最近では、お店でのしを
つけてくれるケースが多いので、
自分で書く機会は少ないかも知れません。

とは言え、書き方のポイントや
のしや包装紙の選び方、
郵送時の注意点などは
是非とも知っておきたいところです。

具体的な例を見本付きで紹介
していますので、
最後までご覧くださいね。

 

 

法事のお供え物に関するマナーを<完全版>でご紹介!

法事のお供え物のし書き方とは?見本付きでご紹介

このように、法事のお供え物の場合
のし紙は、結び切りの水引がついたもの
を使用します。
※関西では黄白の水引の場合もあります

水引の下には、フルネームで氏名を書きます。

 

お供え物を連名でするときの書き方とは?

例えば、会社の先輩と連名で書く場合は、
一番右側が最も格上となります。
その後は、順を追って書きます。

 

全員が同格の場合は、
右から五十音順に書きます。

 

連名で書くのは3名まで。
4名以上の場合は、
代表者の名前を書いた左側
「他一同」と書きます。

 

会社名を入れる場合は、
中央に代表者名を書いて
その右側に会社名、左側に他一同と書きます。

 

 

お供え物の包装紙の色はどんなものを選べばいいの?

デパートなどには
弔事用の包装紙があります。

お供えである旨を伝えて、
弔事用の包装紙で包んでもらいましょう。

和菓子店等にも用意しているケース
がありますから、
確認してみるのがいいですね。

紙袋も弔事用のデザインの物に
入れてくれると思いますよ。

 

内のしと外のしのの使い分け方

●内のしが適している場合
包装紙でのしが隠れてしまう内のしは、
おもに内祝いに用いられます。

また、郵送で送る際には、
のし紙が傷つかないよう内のしで
送るのがいいようです。

●外のしが適している場合
表書きが分かることから、
お供え物には外のしを選ぶ
が多いようです。

 

お供え物の渡し方!どんな言葉を添えればいい?

いざ、お供え物を渡す時になって
困った経験はありませんか?

法事に慣れていないと、
どのタイミングで何と言って
渡したらいいか迷いますよね。

しかし、あまり難しく考える
必要はありません。

お施主さんにご挨拶をしたら、
「お仏前にお供えください」
と言ってお渡しすればいいようです。

その際には、紙袋や風呂敷から
お供え物を出して渡して下さいね。

お参りさせて頂くタイミングで
御仏前に供えるケースも多いようですが、
まずは、施主さんにお声がけするのが
マナーのようです。

 

 

お供え物を送る時に気を付けたいこととは?

まずは、早めに送るようにして下さい。

法事前日や当日は、準備や
来客の応対で慌ただしくなりがちです。

生花や籠盛りなどがたくさん届く
ことも考えられます。

落ち着いて受取っていただけるよう、
早めに送るのがマナーですね。

また、法事に参加できず、
お供えだけを送ることになった場合は、
ハガキや封書でひとこと添えましょう。

例文を紹介します。

謹啓  このたびは亡〇〇様の〇〇法要のご案内を頂きましてありがとうございました。本来であればお参りに行かなければならないところ、伺うことができず申し訳ございませんでした。遠方より合掌させていただきます。  ささやかではございますがお供物にと別便でお菓子をお送りしました。亡〇〇様のご法要にあたり御仏前にお供えいただければと存じます。別の機会に改めてお参りをさせて頂く所存ではございますが、ご家族の皆様にもくれぐれも宜しくお伝えくださいませ。 略儀ではございますが、書面にて不参のお詫びをさせていただきます。まことに申し訳ございませんでした。 敬具

と、いったように
出席できないことへの謝罪
お供え物を送ったことを書きましょう。

 

法事をお寺でするときのお供え物はどうすればいい?

お供えをお寺に持っていくべきか悩んだら、
まずはお寺に相談してみましょう。

持込みが出来るようであれば持参し、
それとは別に、
お寺用のお供えも用意しましょう。

参列者からいただいたお供え物は、
法要終了後に分けて、
引き出物と一緒にお渡しする
場合も多いようです。

 

 

法事のお供え物は現金の方がいいって本当?

最近では、お供え物ではなく
御供物料として現金を包むケース
一般的になっているようです。

年齢や故人との関係にもよりますが、
相場は3000円~5000円程度。

御仏前とは別に包んでくださいね。

水引のついた不祝儀袋に
「御供物料」と表書きをします。

ただ、この辺も地域や習慣
によっても異なります。

マナー違反ではなくても、
お供え物を持参するのがスタンダード
な場合もありますので、
詳しい親戚等に尋ねるのが一番です。

 

まとめ

いざという時に役立つ
法事のお供え物の「のし」に関するマナーを

  • 見本付きで解説する書き方
  • 包装紙や内のしと外のしの使い分け
  • お供え物の渡し方・送る時の注意点

といった内容で紹介しました。

私自身、これまで何度も法事に参列しましたが、
その度に、地域やその家により習慣が違う
ことに気付かされます。

とは言え、のし紙の書き方など
基本的なマナーは共通ですので、
参考にしていただければと思います。

なお、弔事にはのしを付けないので
正しくは「掛け紙」と言いますが、
一般的に「弔事用のし紙」と呼ばれていますので
この記事では分かりやすいよう、
そのように表記しています。

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