法事ではいろいろな場面で
参列者から挨拶が必要になります。
大人として、
きちんとした挨拶がしたいですよね!
でも…
「いつなにを言えばいいのかわからない」
という方、多いのではないでしょうか。
かくいう私もそうです((+_+))
いつどんな挨拶をすればいいのか
よくわかっていません…
そこで今回は
法事での参列者の挨拶について
シチュエーション別に調べてみました!
- 来場時の最初の言葉
- 香典を渡す時
- 法要中に遺族と対面した時
- 法事が終了し帰る時
- 四十九日や一周忌、7回忌
- 気を付けたい挨拶マナー
をご紹介します。
これを機に大人のマナーを
一緒にしっかり身につけましょう!
法事での参列者の挨拶!シチュエーション別の例文を紹介
法事で参列者の挨拶が必要なのは、
- 来場時
- 香典を渡す時
- 法要中に遺族と対面した時
- 法事が終了し帰る時
の4つです。
順番に挨拶の例文をみていきましょう。
来場時の最初の言葉
まずは受付にて、
来場の最初の挨拶をしましょう。
「本日はお招きをいただき、
恐れ入ります。
ご一緒にご供養をさせていただきます。」
「本日はご法要の席に
お招きいただきまして恐縮です。」
法要に参列させてもらえる感謝の気持ちを
端的に述べましょう。
香典を渡す時
来場の挨拶に続いて、
香典を渡しながら挨拶をします。
「御仏前にお供えください。」
「心ばかりですが仏前にお供えください。」
香典はできるだけ施主の方に渡しますが、
受付で渡す流れの場合がほとんどです。
法要中に遺族と対面した時
法要中に遺族と対面した時には
故人への言葉を挨拶として話します。
●お通夜・初七日・49日まで
「このたびはご愁傷様です。」
「突然のことで言葉もありません。」
「心中お察しします。」
●一周忌~
「故人には大変お世話になりました。」
「(故人とのエピソードを手短に話し)
今でもとても懐かしいです。」
「もう〇年たったのですね。」
法要中、遺族はとても忙しいため
あまり長々と話すのはマナー違反。
気持ちだけを短く伝えて
立ち去るようにしましょう。
法事が終了し帰る時
法事が終了し帰る時には
施主に挨拶してから退場します。
「このたびはご愁傷様です。」
「本日はお世話になりました。」
※途中退場する場合
「本日はやむを得ぬ事情があり、
これにて退場させていただきます。
大変失礼をし、申し訳ございません。」
施主が引き出物を準備し始めたら
法要が終わる合図です。
さっと用意を整えて、
施主に一言声をかけてから
退席するようにしましょう。
四十九日や一周忌、7回忌・・・法事での参列者の挨拶は年忌で変わる?
法事での参列者の挨拶は
基本的には変わりません。
ただし、
- 法要中に遺族と対面した時
には時間軸にあった挨拶をしましょう。
また一周忌以降の法要で
「このたびはご愁傷様です」と言うと
なんだか少しズレてしまうので、
気を付けてくださいね。
NGあり!法事の参列者が気を付けたい挨拶マナーは?
法事に参列した際の挨拶には
NGな言葉があります。
それはずばり「ありがとうございます」。
ついつい、
「お招きいただきありがとうございます」
と言いたくなりますが、
法事の場にありがとうはふさわしくありません。
「恐れ入ります」や「恐縮です」に
言い換えましょう。
まとめ
いかがでしたか?
法事では次の4つの場面で
参列者にも挨拶が必要です。
- 来場時…
「本日はご法要の席に
お招きいただきまして恐縮です。」 - 香典を渡す時…
「心ばかりですが仏前にお供えください。」 - 法要中に遺族と対面した時…
「このたびはご愁傷様です。」
「故人には大変お世話になりました。」 - 法事が終了し帰る時…
「本日はお世話になりました。」
最低限この4つの場面の挨拶の例文は
覚えて参列しましょう(*^-^*)
法事での挨拶では
「ありがとうございます」はNGです。
「恐れ入ります」「恐縮です」
に言い換えましょう。
また、ついつい言いがちな
「このたびはご愁傷様です」も注意が必要です。
お通夜~49日法要までは
使いやすい言葉なのですが、
それ以降は時間軸が合わなくなります。
一周忌法要などで遺族に声をかけるときには、
「もう〇年たったのですね。」など
時間軸に合った挨拶を心がけましょう。