ご家族がお亡くなりになった後、
墓石に故人の戒名などの故人の名前を
彫ってもらわなくてはいけなくなりますが、
墓石に戒名を彫る料金はいくらぐらい
かかるのかは気になるところですよね。
そこで、ここでは
- 墓石に戒名などの名前を彫る料金はいくらぐらいなのか
- 墓石に戒名などの名前を彫るのはいつ頃なのか
について解説させて頂きたいと思います。
墓石に戒名などの名前を彫る料金など
墓石に名前を彫ることに関する様々な
情報をお知りになっておきたい方は、
ぜひ、以下の記事をご覧になっておいて
くださいね。
名前を彫る料金はいくら?
墓石に戒名や俗名などの名前を彫刻する
場合の料金の相場は、和型の墓石の竿石の
側面や背面に彫る場合一般的に1名につき
6万円ぐらいが相場のお値段のようです。
お墓の側面に彫るのではなく、お墓の横に
設置してある霊標に戒名や俗名を
彫る場合の相場のお値段は
和型の墓石の竿石に彫刻するよりも
少しお安く1名あたり5万円ぐらい
かかるようです。
霊標に戒名や俗名などの故人の名前を
彫刻する場合は、霊標自体を石材店が
持ち帰り、彫刻した後、元の位置に
設置しなおします。
和型のお墓の竿石に戒名や俗名を
彫刻する場合は、現地で彫刻する
場合もありますが、
現地で彫刻するのが難しい場合、
お寺のご住職にお墓の性根抜きを
してもらった後、竿石を石材店に
持ち帰り、故人の戒名や俗名を
彫刻した後、お墓をもとの位置に戻し、
ご住職に性根入れをしてもらわなくては
いけなくなりますので、
上記でご紹介しました相場の金額よりも
性根入れや性根抜きにかかる費用分だけ
故人の戒名や俗名などの名前の彫刻に
かかる費用が大きくなってしまいます。
墓石の名前はいつ彫る?
墓石に故人の戒名や俗名を彫るのは
いつなのかというと、一般的に四十九日の
法要がおこなわれる日に
納骨式が行われることが多いため、
その納骨式が執り行われる故人の
四十九日の法要までに間に合うように
石材店に故人の戒名や俗名などの
名前を彫刻してもらうように
依頼するのが一般的なようです。
ただし、遺族の気持ちの整理がつかず、
故人のお骨とお別れしづらくて
四十九日が過ぎてもお骨を
手元に置いていらっしゃる方の場合は、
この限りではなく、
四十九日を過ぎていても、
気持ちの整理がつき、納骨式を
おこなうことになったら、
その日にちに間に合うように墓石や
霊標に故人の戒名や俗名などの
氏名を彫刻してもらっても良いようです。
名前の順番はどのように並べる?
墓石や霊廟に故人の戒名や俗名などの
名前を彫刻していく順番は、
右側から古いご先祖様の順番に
刻んでいきます。
お亡くなりになった順番に名前を
彫刻する場合もありますが、
通常は夫→妻→子供の順番で
墓石や霊標に刻んでいきます。
墓石や霊標にお亡くなりになった順に
戒名や俗名などの名前を彫刻したほうが
よいのか、それとも夫→妻→子供
の順番で彫刻したほうが良いのか
わからなくてお困りの方は、
お寺のご住職によく相談して
どの順番で故人の名前を彫刻すべきか
確認してから石材店に依頼するように
しましょうね。
まとめ
一般的に墓石に戒名や俗名などの
名前を彫る場合の価格の相場は、
和型のお墓の竿石の側面や
背面に彫刻する場合、
1名あたり6万円ほどかかり、
霊標に彫刻する場合は、5万円ほどが
名前を彫る場合にかかる費用の相場と
なっているようです。
霊標は、取り外して石材店で彫刻し、
元に戻すのですが、和型のお墓の
竿石の場合、現地で彫刻するのが
一般的ですが、
どうしても現地で彫刻するのが
困難な場合は、石材店に持って行き
彫刻しなくてはいけなくなりますので、
その場合、お寺のご住職にお墓の
性根抜き、性根入れをしてもらわなくては
いけなくなりますので、
上記でご紹介しました相場の価格よりも
より多くの費用がかかる場合があります。
墓石に名前を彫るのは、納骨式が
おこなわれる四十九日の日までに
彫るのが一般的なようですが、
故人のお骨とお別れがしづらく
長い間手元に残していらっしゃる方は、
気持ちの整理がつき、納骨式を
行うことが決まった場合、
その日に間に合うように
彫刻すればよいと思います。
墓石に名前を彫刻するのには時間が
かかりますので、だいたい14日から
21日は余裕を持たせて石材店に
依頼するようにしましょう。
あと、墓石に名前を彫っていく順番は、
右から古いご先祖様の順に
夫→妻→子供の順番に彫っていくのが
一般的のようです。
ただし、亡くなられた順に墓石や
霊標に名前を彫る場合もありますので、
どう彫ったらよいのかわからない場合は、
お寺のご住職にご相談して
ご指示を仰いでくださいね。