いつかは必ずやってくる「親の葬式」
お葬式の流れやマナーも
気になるところですが現実的にずっしりと
のしかかってくるのが葬式費用、
「お金」問題です。
親が生きている間に親の葬式費用の話なんて
なかなか出来ないものですが、
突然親が亡くなって残された兄弟で葬儀を
執り行わなければならなくなった時、
「親が葬式費用を残していなかった!」
「自分達もそんな貯金はない!」
そんな状態だとしたら、
あなたならどうしますか?
- 兄弟で負担するべきなのか?
- その分担はどうしたらいい?
- 葬式費用っていつ支払うの?
- 支払方法の種類は?
そんな親の葬式の費用についての疑問を
徹底解説していきます。
葬式費用は誰が負担するもの?
突然親が亡くなったとき、葬儀費用は
誰が負担するものなのでしょうか?
配偶者や長男が喪主を務めることになると
思いますが、一般的には
喪主が負担することが多い様です。
でも実は法律的に
誰が支払わなければいけないという
決まりはないので、喪主だからといって
必ず葬儀費用を負担する義務はありません。
親の葬式の場合、兄弟でどう分担するべき?
葬儀費用を兄弟で支払うことになったら
どのように分担すればいいのでしょうか?
兄弟間の話し合いで折半にすることは
めずらしくないですが、
「葬儀が済んでから喪主である長男から
葬儀費用の一部を請求された」
とトラブルになることがあります。
「喪主が負担すると思っていたから
葬儀のやり方にも口を出さなかったのに」
「折半にするのなら
葬儀前に言ってほしかった」
というもの。
もしも、葬儀費用を折半にするなら
葬儀前にきちんと話し合って
お互いの了解を得ましょう。
その場合遺産や香典も折半、
または葬儀費用に当てて、
足りない分を折半するようにしましょう。
今はお金がない!葬式費用はいつ払う?支払い方法は?
親の生命保険や遺産があったとしても、
葬儀に間に合わず、当日は現金がない
ということもあると思います。
では葬儀費用はいつ払うものでしょうか?
葬儀費用は葬儀が終わった直後から
1週間くらいの間に支払うようになってる
葬儀会社が多いようです。
ただ、どうしてもそれまでに
お金が用意できないのであれば、
葬儀会社に相談してみましょう。
支払いの期限を延長してもらえる
こともあります。
さらに葬儀費用の支払い方法の種類を
ご紹介しますので参考にしてください。
葬儀会社でローンを組んで分割で支払う方法
葬儀会社の中にはローンを組んで
支払う事もできるところもあります。
クレジットカード会社と提携した
ローンや銀行ローンがあります。
銀行のローンであればフリーローン、
多目的ローンという事になりますが、
銀行ローンの場合は金利が低い分
融資に時間がかかる場合があります。
故人の加入していた生命保険を充てる方法
故人が生命保険に加入していれば
その保険金を葬儀費用に
あてることもできます。
ただ保険金が支払われるには
1週間から1ヶ月くらいかかることが
あるので、葬儀会社にそれまで
待ってもらう事ができるのか
確認しておきましょう。
参列客の香典を補充しても赤字?
参列者の香典で葬儀費用を賄える事も
ありますが、葬儀の規模と、
参列者の人数によっては、
香典を当ててもまだ赤字であることも
あります。
その場合、残金を現金、もしくはローン
を組んで分割で支払うことになります。
もらえる予定の遺産を充てることはできる?相続税はどうなる?
葬儀費用の支払いにもらえる予定の
遺産を充てる事もできますが、
相続税が気になりますよね。
これに関して、葬儀費用は相続される
遺産から控除されます。
しっかり領収書を保管しておきましょう。
ただし、香典返しや墓石の購入費や
墓地の購入にかかった費用、仏具や
初七日などの法事にかかる費用は
葬儀費用として控除できません。
どうしても困った時は?キャッシングを有効活用
ここまで手持ちがない場合の葬式費用
の支払方法を紹介してきましたが、
支払期限も短く、どうしても足りなくて
困ったという時にはキャッシングが便利。
クレジットカードでもキャッシングが
可能なものもありますが、限度額を
超えてしまったり、金利が意外と
高かったりします。
そこで手軽に利用したいのが、
大手消費者金融のキャッシングサービス。
一番のメリットは銀行系のカードローンに
比べ審査が早く、振込も最短で1時間以内
とスピード解決できる点。
消費者金融と聞くと悪徳とか金利が高い
など良いイメージを持たない方もいる
と思います。
しかし、今では銀行のグループ会社が
提供することが多く、信頼と実績から
数多くの方が安心して利用しています。
大手と言えばアコム・アイフル・プロミス
などCMでもお馴染みですが、特にオススメ
なのがプロミスなんです。
その理由や他2社との違いとして
- 最高金利が一番安い
- 審査受付時間が一番長い
- 無利息サービス開始日が良心的
- 振込が24時間365日(特定銀行のみ)
- 使えるATMが豊富
などがありますが、特に無利息期間の
開始日は重要な部分ですよね。
アコム・アイフル:契約日の翌日から
プロミス:初回出金日の翌日から
と都合ですぐに出金できないという
場合も30日の無利息期間を有効に
使うことができるので安心です。
さらに口座振替の返済であれば
郵送物なし、カードレスで誰にも知られる
ことなくWeb完結ができます。
50万以下の借入なら収入証明書、印鑑、
保証人や担保も不要で本人確認書類のみ
でOKというのも申込しやすいです。
「お借入シュミレーション」も3秒診断
なのでお急ぎの方には嬉しいですね。
女性の方やWebでは心配なので電話で
相談したいけど女性オペレータに対応
してもらいたいという男性にも安心の
レディースコールも人気です。
遺産や保険金受け取りまでの一時借入
なら無利息や金利の安いキャッシング
サービスを利用するのも良いでしょう。
葬式費用の平均相場やその内訳とは?
それでは具体的にどのくらいの費用が
かかるのか、その平均相場や内訳を
見ていきましょう。
安くで済ませたい!家族葬なら費用が安い?
葬儀の規模によってかかる費用は大きく
変わりますが、100万から200万円は
かかるようです。
どうしてもお金が用意できない場合は
家族葬にすると費用を安く抑えることが
できます。
50万円以内で済むプランもあるので
普通にお葬式をあげるよりはかなり
安いですよね。
お墓やお布施の費用はどれくらい?誰がいつ払うの?
お墓の値段は墓地の場所や広さ、墓石の
形状や種類などによって変わってきます。
あくまで平均ですが150万前後である場合が
多いようです。
そのほかにも管理費や工事費などの費用も
かかってきます。
お布施は地域性やお寺との付き合いによって
金額は変わってきます。
目安として15万円から50万円くらいが
一般的な範囲のようです。
生活保護でとにかくお金が無い・・・葬式って必ずしないといけない?
生活保護でとにかくお金が無い場合、
葬儀費用の負担が0円という生活保護葬
というものがあります。
市町村から葬祭扶助が受給されるので
葬儀内容を必要最小限に抑えてお葬式を
あげることができます。
これは故人が生活保護受給者である場合では
なく、施主が生活保護受給者でる場合に
適用されます。
まとめ
お金がない場合の葬儀費用について
ご紹介しました。
一時的にお金が用意できないのであれば
葬儀会社に相談して支払い期日を
のばしてもらったり、
分割で支払うこともできます。
生活保護などで全くお金が用意できない
という場合は、生活保護葬を検討して
みるといいでしょう。
突然のことなら尚更、お金の準備も
難しいものです、葬儀会社に相談すれば
数日~1週間は待ってもらえるでしょう。
焦らず心を休めてから負担の少ない
支払方法を選択したいものですね。
参考になれば幸いです。
お葬式に関するこちらの記事もご覧ください。