身内が逝去されてから
一般的に約1年間は
喪中期間とされていますが、
その喪中期間を
気にしなければいけない関係性は
どこからどこまでなのか、
さらに、地域や家ごとで
喪に服する期間のルールが違うのかは、
気になるところですよね。
そこで、ここでは
- 故人との関係性によって
喪中期間は違うのか - 居住している地域や家ごとで
喪中に関するルールは違うのか
について解説させて頂きたいと思います。
喪中を気にしなければいけない範囲や
故人との関係性により
喪中期間が異なるのかなどの
喪中に関するルールについて
詳しくお知りになりたい方は、
ぜひ、以下の記事を
ご覧になってくださいね。
喪中を気にしなければいけない範囲はどこからどこまで?
喪中を気にしなければいけない
範囲というのは、
お住まいの地域や家ごとによって
多少異なるようなのですが、
一般的には0親等から2親等までが
喪中を気にしなくてはいけない範囲と
されています。
喪中を気にしなくてはいけない
親族の範囲は以下の通りです。
- 0親等・・・配偶者(夫や妻)
- 1親等・・・父母、義父母、子供
- 2親等・・・兄弟・姉妹、
兄弟・姉妹の夫や妻、祖父母、孫、
妻や夫の兄弟・姉妹、
妻や夫の兄弟・姉妹の夫や妻
故人との関係性によって喪中の期間が違うってホント?
自分と故人との関係性によって
喪に服する喪中の期間は
一般的に異なるようです。
そこで、以下に各続柄による
喪中期間の違いを
ご紹介させて頂きたいと思います!
父母や兄弟の場合
一番身近な親族である父母や兄弟の場合、
喪中期間は一般的に
父母の場合は1年から1年1か月、
兄弟・姉妹の場合は30日から半年と
なっています。
別居または遠方の祖父祖母の場合
別居または遠方であっても
祖父母は2親等にあたりますので、
通常通り喪に服します。
喪中期間は、一般的に祖父・祖母ともに
3か月とされています。
義実家(配偶者の家族)、そのいとこや祖父母の場合
配偶者の家族である義実家の方が
お亡くなりになられた場合、
配偶者の父母つまり
義父母が逝去された場合の喪中期間は、
自分の父母と同じく
一般的に1年から1年1か月と
されています。
また、配偶者の兄弟・姉妹や祖父母は、
上記でもすでにご紹介しておりますように
2親等にあたりますので、
一般的に配偶者の兄弟・姉妹の場合は
30日から半年、
配偶者の祖父母の場合は
3か月から半年が喪中期間と
されておりますので、
この期間は喪に服さなければいけません。
義実家の従姉妹・従兄弟は
4親等にあたりますので、
一般的には喪中を気にしなくてはいけない
続柄には当たりません。
ただし、後ほど解説いたしますが、
お住まいの地域や家ごとのルールで
喪中を気にしなくてはいけない続柄や
喪中期間のルールが異なりますので、
もし、自分の身内やご親戚が
お亡くなりになったときに、
喪に服するべきかどうか
わからない場合は、
その地域や家ごとの
喪中に関するルールに詳しい
親やご親戚に確認してから
対処しましょうね。
地域や家ごとでもルールが違うので注意!
上記でもすでにご紹介しておりますように、
お住まいの地域や家ごとで
喪中を気にしなくてはいけない続柄や
喪中期間は異なりますので
注意が必要です。
例えば、本来叔父・叔母、
伯父・叔母は3親等にあたるので、
喪中を気にしなくては
いけない続柄には当たらないのですが、
例えば、叔父や叔母、
伯父や伯母と一緒に暮らしている場合や
故人に大変お世話になっているなど
縁が深い場合などは
親等にかかわらず喪に服する場合も
あるようです。
喪中に控えるべきこととは?
喪中期間中には
控えなくてはいけないことが
いくつかあります。
例えば、年賀のご挨拶は
お祝い事のひとつであるため、
喪中期間中に年賀状を出状することは
控えなくてはいけません。
喪中期間中は年始前に
必ず喪中はがきを
送付しなくてはいけないのですが、
喪中であることを
ご存じない方などから
年賀状が届くこと自体は
マナー違反ではありませんので、
喪中はがきを出しているのに
年賀状が届いた場合は、
喪中であるため
年賀の挨拶を控えた旨を記した
寒中見舞いのお葉書を
松の内である1月7日を過ぎてから、
立春の2月4日までに出しましょう。
youtubeにて
寒中見舞いの例文を
紹介している動画を見つけました。
喪中に年賀はがきが届き
寒中見舞いを出さなくては
いけなくなったけれど、
どのような文章を書けばよいのか
わからなくてお困りの方は、
ぜひ、以下の動画を
ご覧になってくださいね。
あと、結婚式などの
お祝い事への出席も
喪中期間中は
控えるべきとされているのですが、
最大50日の忌中期間が過ぎていて、
ご家族や親族の同意が
得られるのであれば、
出席しても良い場合があります。
まとめ
喪中を気にしなくてはいけない範囲は、
上記でご紹介しましたように
一般的に夫や妻にあたる0親等から
兄弟・姉妹、
祖父母などの2親等までと
なっています。
ただし、3親等にあたる叔父・叔母、
伯父・伯母などは本来喪中を
気にしなくてはいけない
範囲ではないのですが、
お家やお住まいの地域の
マナーによっては、
同居している場合や
普段から大変お世話になるなど
縁が深い場合は、
ほかの親族と同じように
喪に服す場合がありますので、
ご親族がお亡くなりになった場合は、
0親等から2親等にあたらなくても
喪に服さなければいけないのかどうか
必ずご家族やご親戚に確認するのを
忘れないようにしましょうね。