身内が逝去した場合、葬儀の日が会社に
行かなくてはいけない日だと、
葬儀に参列しなければいけないので、
お休みする旨を会社へ連絡しなくては
いけなくなりますよね。
でも、仕事が忙しかったりすると
忌引きとはいえなかなか
お休みすることを言い出せなかったり
するのではないでしょうか。
そこで、ここでは
- お葬式で会社をお休みしたいときの正しい報告の仕方とは
- 忌引きのシステムと忌引きの際休暇はどれくらいもらえるのか
について解説させて頂きたいと思います。
もし、葬儀で会社をお休みしなければ
いけなくなった時は、会社にどのように
報告すればよいのかなど、
忌引きのシステムについて詳しく
お知りになりたい方は、ぜひ、以下の
記事をご覧になってくださいね。
葬式で会社を休みたい!正しい報告のしかたは?
身内が逝去した場合、葬儀に
参列するために、お葬式が会社の
お休みの日でない場合は、会社のほうに
その旨を報告してお休みを頂かなくては
いけなくなります。
その際の正しい報告の仕方などを以下に
ご紹介させていただきたいと思います。
会社への言い方を文例で紹介!
身内がなくなったとき、葬儀に
参列するためにお休みする場合は、
まず、直属の上司に連絡しなくては
いけません。
その後人事・総務部に連絡する
ことになります。
その際、会社への言い方の文例は
以下の通りです。
亡くなりました。
○月○日がお通夜で○月○日が
葬儀ですので、申し訳ありませんが、
忌引きさせてください。
上記のような言葉でお休みさせて
頂く旨をお願いします。
会社によっては、葬儀の案内や、
亡くなった方の死亡診断書の写し
などの書類の提出が必要になる
場合がありますので、人事・総務部
のほうに確認しておきましょう。
同僚から上司に伝えてもらってもいい?
忌引きでお休みすることは、できるだけ
自分自身で上司に伝えなくてはいけません。
上司が外出中であっても、同僚に
伝言してもらうように依頼するのではなく、
電話で上司に直接連絡をしましょう。
上司が出張で長期間会社に戻らないときは、
電話で上司にお伝えするとともに、
人事・総務部などの担当部署に忌引きで
お休みする旨を直接連絡しておきましょう。
メールでの連絡はあり?
会社によっては忌引きの連絡をメールで
済ませてもよい場合もあるかも
しれませんが、忌引きの連絡は
できるだけ、直接自分の言葉で
伝えるようにしましょう。
身内が亡くなったのが、退社後の場合は、
翌朝一番に電話で会社の上司と
人事・総務部に忌引きで欠席する旨と
お通夜葬儀の日程を伝えましょう。
家族が危篤状態の場合は、会社に事前に
そのことを伝えておくとよいかも
しれませんね。
忌引きってどんなシステム?休暇は何日もらえるの?
忌引きとは、勤務先に出勤できる
能力や意思があるのに、身内が逝去し、
お通夜や葬儀に参列するためや
喪にふくすなどの理由で会社などを
お休みすることです。
忌引き休暇というのは、法律で
決められた休暇ではなく、あくまでも
会社の就業規定で定められている
福利厚生です。
そのため、忌引き休暇の日数は
各勤務先の規定によって異なりますが、
一般的な忌引き休暇の日数は、下記の通りです。
- 配偶者が逝去した場合が10日
- 父母が逝去した場合が7日(自身が喪主の場合は10日)
- 子供が逝去した場合は5日
- 兄弟姉妹祖父母が逝去した場合は3日
- 叔父・叔母が逝去した場合は1日
親だけでなく叔父や叔母でも休める?
上記でご紹介しましたように、
忌引き休暇でお休みできる日数は
勤務先の就業規定により
まちまちなのですが、
一般的には叔父や叔母が逝去した場合も
1日だけ忌引き休暇がとれるようです。
証明書の提出が必要?嘘で忌引きを取ることは可能?
こちらも勤務する会社の就業規定によって
異なるのですが、忌引きで勤務先を
お休みする場合は、上記ですでに
ご紹介しているように、
葬儀の案内や死亡証明書の写しなどの
証明する書類を提出する必要がある
場合がありますので、
忌引きの際に証明書を提出する必要が
ある場合は、嘘の忌引きを申請して
お休みすることは難しいと思います。
嘘の忌引きの申請などを行いで勤務先を
懲戒処分された人について報道している
ニュース動画をyoutubeで見つけました。
このようなことにならないためにも、
ぜひ、見ておいてくださいね。
まとめ
身内が逝去し、お通夜や葬儀に
出席するためにお休みする場合は、
直属の上司や人事・総務部に誰が逝去し、
お通夜や葬儀がいつ執り行われるのかを
報告し、忌引きでお休みする旨を
連絡します。
忌引きは法律で定められた休暇ではなく、
会社の就業規定で定められている
福利厚生です。
ですから、忌引きの申請をする場合、
葬儀の案内や逝去した身内の
死亡証明書の写しなど証明書の提出を
しなくてはいけない場合がありますので、
嘘の忌引きでおやすみすることが
不可能な場合がありますので、
注意しましょうね。