お彼岸やお盆などにご実家に
帰省される際に、お仏壇にお供えする
お菓子を持参されるとき、
どのようなお菓子が良いのか毎回
頭を悩まされていらっしゃる方も
多いと思います。
そこで、ここでは
- お仏壇にお供えするお菓子の選び方
- お供えのお菓子の金額の相場やのしの書き方
について解説させて頂きたいと思います。
お仏壇にお供えするお菓子は
どのようなものを購入したらよいのかや、
お供えのお菓子の一般的な相場や
のしの書き方について知っておきたい
方は、ぜひ、以下の記事を
ご覧になっておいてくださいね。
仏壇のお供え物!お菓子の選び方は?
お盆やお彼岸にご実家に帰省する場合、
お供えのお菓子を持参しお仏壇に
お供えしますが、
その際に、どんなお菓子を選んだら
よいのかいつも困っていらっしゃる方は
多いと思います。
お彼岸やお盆にはたくさんの家族や
親戚が訪れお供えもので
いっぱいになってしまいますので、
お供えのお菓子を購入する際は、
できるだけ消費期限が長いものを
チョイスするとよいと思います。
また、おさがりとして親戚や
孫などにお菓子を分ける場合なども
ありますので、そのことを想定して
お菓子でもできるだけ小分け
包装されているものを選ぶと
喜ばれると思います。
定番の砂糖菓子じゃなくてもいい?
お仏壇になぜ、落雁などの定番の
砂糖菓子をお供えするのかというと、
昔米粉と砂糖をたっぷり使用して作った
お菓子である落雁は身分の高い人しか
食すことができなかった高級菓子で
あったため、仏さまやご先祖様に
最上のものをお供えするという
昔の名残でお仏壇にお供えする
お菓子の定番となっているのです。
落雁が冷蔵庫に入れなくても
日持ちのする砂糖菓子であったことも
長い間お仏壇のお供えとして
供えられてきた要因でもあると思います。
ただ、現在は保存技術が発達
していますので、定番の砂糖菓子である
落雁でなくても、小分けされた焼き菓子や
おまんじゅう、羊羹、お煎餅などを
お供えとして購入して
おそなえしても問題ありません。
また、落雁の代わりに蓮の花の形をした
ビニールの放送の中にお砂糖を
入れたお供えなども販売されています。
こちらも、日持ちがする上にお供えを
さげた後に調理などに使用できるので、
お供えとして購入される場合も
あるようです。
youtubeで昔ながらの砂糖菓子
である落雁を作る様子を撮影している
動画を見つけましたので、落雁が
どのように作られるのか興味のある
方は、ぜひ、ご覧になってくださいね。
お菓子の金額やのしの書き方は?
お盆やお彼岸にお供えするお菓子の
金額の相場はだいたい3千円から
5千円ぐらいです。
お菓子でなくお金を包む場合も
3千円から5千円ぐらい包むと
よいと思います。
お菓子をお供えする際は、中身が
見えないように必ず包装しなくては
いけませんが、お供えの水引は
関東では黒白の水引、関西では
黄白の水引ののし紙が選ばれるようです。
のし紙の表書きには御供と上部に
記入し、下に自分の名前を記入します。
御供の表書きを記入するときは、
薄墨ではなく通常の黒い墨で
記入してもOKです。
ご自分の実家などに持っていくときには
表書きや名前を省略した無地のしでも
問題ありませんが、それ以外の場合には
きちんと表書きや名前を記入するように
しましょうね。
御仏前の渡し方は?
お供え物を、お家の方に渡さず仏壇に
直接お供えするのはマナー的にNGです。
持参したお供えは必ず訪問した
お家の方に「ご仏前にお供えしてください」
と一言そえてお渡ししましょう。
初七日・法事・お盆・・・名目によって選ぶお菓子は変わる?
初七日、法事、お盆などの名目によって
選ぶお菓子にはあまり違いはなく、
小分けできるような個包装された
日持ちのする焼き菓子やお饅頭、
羊羹、お煎餅を購入すればOKです。
のしの表書きは初七日・法事・お盆など
どの場合も、宗旨や亡くなられた日に
関係なくお仏前すべてに使用できる
御供と記入しておけば問題ないと
思います。
まとめ
お仏壇のお供えの定番である
砂糖菓子である落雁は、使用される
米粉やお砂糖で作られるこのお菓子が
高級菓子であった昔、
仏さまやご先祖様に最上のものを
お供えするという風習の名残で
現在もお仏壇にお供えされることが
あるのですが、
現在では保存技術が発達しているため、
お仏壇のお供えに砂糖菓子以外の
焼き菓子や羊羹、お饅頭、お煎餅などの
お菓子をお供えできるように
なってきています。
お供えの価格の相場は3千円から5千円
ぐらいで、お菓子でなくお金を
お供えする場合も3千円から5千円
ぐらいお供えするようです。
のしの表書きは、初七日・法事・お盆など
どの場合も、宗旨や亡くなられた日に
関係なくお仏前すべてに使用できる
御供と記入し、下の部分には自分の
氏名を記入します。
水引の色は、関東では黒白、関西では
黄白が多く使用されるようなので、
御供を購入する場合には、
自分の居住する地域ではどの色の
水引を使用するのか事前に確認してから
購入するようにしましょうね。