お葬式というのは、いつ訪れるか
分かりません。
例え大事な親族が亡くなり、喪に服す毎日を
送る『喪中』であったとしても
悲しきことですが、また別の大事な人が
亡くなる。という事だって有り得るのです。
しかし、『喪中の期間は結婚式には
参列しては行けない!』
と言いますよね~?
では、お葬式はどうなのか?
立て続けに、お別れは辛いけれども
最後にちゃんとお別れを言いたい…。
ダメなのかな?
そういった方のために
今回は『喪中に別の
お葬式に参列するのはダメか?』
ご紹介致します♪
喪中にお葬式に参列はしてもいい?
では、早速!
『喪中にお葬式に参列しても良いか?』
という疑問ですが!
お答えしますと、住んでいる場所の風習
等もあり、何処でもこう!
とは言えないのですが…
一般的には『行っても問題はない!』と
言えます♪
しかし、地域の風習や考え方によっては
ダメ!非常識!という場合もあります。
何故、そう言われているかは
定かではありませんが、
昔は伝染病で亡くなる方が
多かったので、人の多いところに
行って広がらせないため。
という事から、そういった考えが
根強く残っているのでは
ないかと考えられます…。
そういった風習のある地域の方や
自分の地域は分からないし、
止めておく。という場合は
・代理の方に参列をお願いする。
・弔電や香典を送る。
という方法を取って
みてはいかがでしょうか?
喪中ということは相手に言うべき?
欠席をする際、『諸事情で参列出来ません。』
ということは間違いではありませんが、
『喪中』というのは十分な欠席理由になります。
適当な嘘を付く位であれば、素直に
『喪中のため、参列は控えさせて頂きます。』
と伝えたほうが、相手も納得出来るはずですよ♪
もし、参列するのであれば
わざわざ親族に『喪中なのですが来ました!』と
言う必要はありません。
相手が『喪中にも関わらず有難うございます』
と声をかけてきた場合は
『この度はご愁傷様です』と一言添えることを
オススメします♪
喪中に結婚式は行っていいの?
喪中に祝いごとはしてはいけない!
そう言われていますが、
ずっと前から予定していた
結婚式を急に休むのは申し訳ない…。
そういった場合もありますよね?
そのような場合はどうなのか?
お答えしますと、
一般的には喪中の場合は時と場合によりますが
忌中の場合は「欠席すべき」と言えます。
喪中と忌中何が違うの?
と思う方もいますよね?
喪中と忌中の違い
日数に関しては
下記の表を参考にどうぞ♪
続柄 | 喪中、忌中 | 日数 |
父、母、配偶者 | 忌中 | 50日間 |
喪中 | 12~13ヶ月 | |
子供 | 忌中 | 20日間 |
喪中 | 3~12ヶ月 | |
兄弟、姉妹 | 忌中 | 20日間 |
喪中 | 30~6ヶ月 | |
叔父、叔母 | 忌中 | 20日 |
喪中 | なし |
※忌中は「穢である死を忌む期間」を言います。
特に祝いの席は避けましょう。
喪中は
「故人の死を悲しみつつ日常へ戻る期間」を
言います。
もし、結婚式を欠席する際は
お断りの言い方は正直に
「喪中のため、申し訳ありませんが
欠席させて頂きます。」とお伝えすることを
オススメします♪
(相手方も準備があるので、早いうちに
お伝えしてくださいね!)
もし、それでも相手側が
「来て欲しい。こちらは気にしない。」と
言うようであれば、ご自身の気持ち的に
大丈夫でしたら伺うことも可能です。
注意して頂きたいのは、来て欲しいと
言われたので行ったが、
悲しみが抜けなくて元気がない。
ということは避けて下さいね。
喪中・忌中に避けるべきことは
下記を参考にして下さいね♪
喪中・忌中に避けること |
・年賀状
・正月行事
・参拝
・鳥居をくぐる
・結婚式
・旅行 |
基本お祝いや楽しむことはダメと
されているようですね…。
気にする方も多くいるので、
誘う場合や出かける場合は注意しましょう!
喪中のお正月の過ごし方については
こちらの動画も参考にどうぞ♪
まとめ
以上、喪中の参列マナーについて
ご紹介致しましたが如何でしたでしょうか?
喪中であっても、大事な方が亡くなれば
お別れをしたいものですし、
行かないと後悔をすることだってあります。
もし、行きたい場合は自分で
無理だ…。と決めつけず
ご親族の方にお伺いすることも
方法の一つですよ!
後悔のないお別れのできることを
願っています。