お葬式でかかるお金について
私が働いていた際に
よく聞かれたのが、
①お葬式のお金
②お布施、戒名料
はいくらかかるの?
いくら用意すれば良いの?
という質問でした。
お金のことは
やはり皆さん
心配ですよね~
それが心配なのは
本人も親族も一緒です。
しかし、実際した
ことのある人に
聞いてみて驚くのが
値段が全然違うこと!
実はお値段の設定は
葬儀社やお寺に
よって全然違うのです!
それじゃぁ、いくら必要なの!
そんな方のために
では今回は、
『お布施、戒名料』
『お葬式にかかるお金』
ついてご説明します。
葬式にかかる費用!香典以外の金額相場は?
まず、お葬式に
かかる費用について
お話しましょう!
お葬式の相場としましては
大体120万~150万位
が多いと言われています。
しかし…
中には
葬儀屋の広告で
『14万円から
お葬式が出来ます!』
というのを見たけど…?
という質問を
よく耳にしました!
これ注意して下さいね~
結果としては、
その金額で
『お葬式』は出来ます!
しかし、そのお葬式は
皆さんの思っている
お葬式とは違うかも
しれませんね。
と、いうのはその料金で出来る
お葬式は『直葬』と言われる
お葬式の場合が多いからです。
最近よく耳にする『直葬』
という言葉ですが、
お寺さんも呼ばない
お花も飾らない
・骨壷(一番小さい)
・棺(一番安い)
・枕飾り
・車(寝台)
・布団
といった、必要最低限の
セットの場合が多いです。
いや…。
色んな方にお別れして欲しい。
お寺さんも呼びたい。
沢山お骨を持って帰りたい。
お花で綺麗にしたい…。
など、一般的な
お葬式を求める場合は、
やはりその分お金もかかる。
と考えて頂ければと思います。
希に、お葬式屋さんの
14万で出来ます!
というのを
全部合わせて
14万と勘違いし
請求額を見て
びっくりした!
という話を
聞いたことがあります。
値段については
ちゃんと
何にいくらか?
というのを確認することを
オススメします!
お寺のお坊さんに渡すお布施
お葬式ではあれこれ
お金がかかり
耳慣れない言葉や
道具に頭は混乱しがちですが!
お葬式で必要な
お金で一番ややこしいのが!
お寺さんに渡すお布施。
これ、『いくらですか?』
と聞いたら大体が
『お気持ちで…』と
返って来ます。
『気持ちっていくらなの!』
そう言われる方を多く見てきました。
私も若かりし頃は
『気持ち…千円くらい?』など
非常識なことを
言っていました…
(////オハズカシイ)
この『お布施』
気持ちとは言え、
暗黙の相場金額
が存在します!
その金額はズバリ!
東京近郊では20万円~30万円
大阪近郊では20万円前後
と言われています。
基本、通夜と葬儀2日
お経+戒名をお願いすると
15万円~50万円はする。
と頭に置いておいて下さい。
中には、お世話になっている
お寺さんが分からない。
居ない。
という方もいます。
その場合は、
お葬式屋さんで
紹介してくれるので、
お願いしましょう。
その際は、お葬式屋さんに
大体いくら
包むのがベストですか?
と言うように聞くと
教えてくれるはずですよ♪
戒名代
お寺さんにお願いしなければ
いけないことは
お経だけではありません!
戒名を付けてもらうのも
お願いすべきことの一つです♪
戒名というのは、
亡くなってから付けていただく
新しい名前を言います。
それをもらうのにも、残念ながら…
お金が要ります。
(戒名代はお布施に含まれます)
しかも!
付ける名前によって
金額が変わるのです。
それが、お布施によって
値段が違う理由なのですね!
金額は、宗派やお寺、地域によって
様々ですが
・~信士、信女…30~50万円
・~居士、大姉…50~70万円
・院号になると100万円以上 |
これは、あくまで
相場なので、場所によっては
もっと安い場所もあります!
(勿論もっと高い場所もあります!!)
しかし、正直…
高いですね。
何か有り難みも
良く分からない…。
失礼ながら
若い方はそう
考えの方が多いですね~♪
そういった、
付けたい
(付けたほうがいいみたい)
だけど、こだわりは無いかな?
という方には
最近では、ネットなどでも
安くで戒名を付けて下さる
場所などの情報が多くあります。
そういった物にも目を向けて
見るのもオススメですよ♪
こちらの動画でも、お布施について
詳しくお話されています。
どうか参考になさって下さいね♪
いただいた香典やお花のお礼、お返し
お葬式で必要な
お金は
・葬式の準備費用
・お寺さんに支払うお金
そして、来てくださった方に対しての
お礼にかかるお金です。
お葬式で、香典やお花を
頂くこともあります。
頂いた際は、
そのままにするのでは無く、
お礼のお手紙やメール、
香典返しをするようにしましょう!
香典返しは、頂いた金額の
3~5割が基本とされています♪
お花と香典をセットで頂いた際は
お礼状+香典返し
お花だけ頂いた際は
お礼状のみ
(気になる際はお返しを
しても問題はありません)
というのが一般的ですよ♪
よろしければ
こちらの記事も参考にどうぞ~
葬式の供花にお礼は必要?お返しの値段の相場とは!
それぞれのどんな風に包む?表書きの書き方は?
お返しを返す際、
やはり『表書き』をちゃんと
書いたほうが丁寧です!
では、なんと書けばいいのか?
下記を参考にして下さいね♪
〈香典返しののし 全ての宗教可〉
水引…黒白、黄白 結びきり
上の段は『志』 下の段は『苗字・名前』を書きます (仏式の場合のみ 蓮のイラストの 入ったのし紙でも可です) |
〈香典返しののし 仏式(関西が多い)〉
水引…黒白 結びきり
上の段…満中陰志 下の段…苗字・名前
仏式の場合のみ 蓮のイラストの 入ったのし紙でも可です |
〈香典返しののし 神式 キリスト 天理教〉
水引…黒白、黄白 結びきり
上の段…偲草 下の段…苗字・名前 |
お葬式でお見舞いをもらった!?これってどういう意味?
希に、お通夜で
『御見舞』と書かれた
お見舞い金を
頂くことがあります。
お葬式にお見舞い?
病気の末に
亡くなったからかしら?
今更?
と親族は思うでしょうが、
実はこれは一部地域の習わしなのです!
入院中に
お見舞いに行けなかった
代わりにお通夜で
『お見舞い金』をお渡しする。
という意味なのだそうですよ♪
(私は関西出身ですが知りませんでした!)
昔はお菓子やお米、お酒など、
飲食物が主流だったようですが、
最近では
1000円~2000円
ほどの現金を
包む方が多いようです。
もし、頂いた際には
丁重にお受け取りして下さいね!
以上、お葬式にかかる
お金についてお話しましたが、
いかがでしたでしょうか?
正直、かなりお葬式には
お金がかかります。
しかも、多くの場合が
残された者が
負担することになるのです。
残された方に
負担をかけないために
元気なうちに出来る
事前の用意が
『生前見積り』です。
正直行きにくいところでは
ありますが、
残された方のためにも、
自分のお式にいくら必要か?
というのを明確にすることを
オススメします。
最近では、
『終活』という考えが広まりつつ
あるので、まるで
結婚式のカタログを
見るように
相談に
来られる方も増えています。
(「私の時この祭壇が良いわ~」
という風に結構皆さん明るいですよ♪)
暗い、地味なイメージでは無く
ブラリと相談するように
是非行ってみては如何でしょうか?