ご家族がお亡くなりになった場合、
お葬式を執り行うことを、
ご親戚や知人、会社関係者に
ご連絡しなくていけなくなりますよね。
お葬式が
いつ執り行われるかの連絡は
できるだけ早いほうが
良いのですが、
メールで連絡したら
マナー違反になるかどうかは、
気になるところだと思います。
そんな、
お葬式の連絡方法について
詳しくご存じない方のために、
ここでは、
- お葬式の連絡を
メールで行うのはNGなのか - お葬式の連絡を送るべき範囲は
どこまでなのか
について解説させて頂きたいと思います。
メールも含めた
お葬式の正しい連絡方法について
詳しく知っておきたい!という方は、
ぜひ、以下の記事を
読んでみてくださいね。
葬式の連絡!メールで送るのはNG?
基本、メールにて
お葬式の連絡をするのは
マナー的に良いとは
言えないのですが、
お葬式の連絡をする上で
一番大事なことは、
できるだけ迅速かつ正確に
伝えるべき方に伝えることなので、
結婚式の時のように
礼儀を最優先するのではなく、
メールも含めた
最も早く正確な伝達手段を使用して
連絡することも大切なのです。
メールで伝えなければ、
早く伝わらない場合であれば、
メールでお葬式の連絡をしても
現在のマナーでは
全く問題はありません。
正式な葬式のお知らせの仕方とは?
故人がお亡くなりになったら、
お通夜、お葬式の日時が決まる前に、
まず亡くなったことを家族や
親族の三親等くらいまでの方に
連絡します。
その後、お通夜、お葬式の日時が
決定したら、
家族、親族、故人の友人、
知人、会社関係者、学校関係者、
遺族の関係者、
近隣の方や自治会、町内会など
お住まいの地域の関係者に
電話で連絡するのが
正式な連絡方法です。
お葬式を連絡する範囲は、
故人の遺志や
家族の判断を優先して
決めるようにしましょう。
また、近親者のみで
お葬式を執り行った場合は、
お葬式が終わってから
葬儀を執り行ったことを連絡する
書状を出す場合もあります。
昔の慣習よりも「速く伝える」重要性が認められつつある
昔の慣習では、
メールを使わずに、
電話などで家族や親族、
故人や遺族の関係先や
地域の関係者に
連絡していましたが、
固定電話だと不在の場合は
つながらない場合がありますので、
お葬式の連絡は、
上記でもご紹介しましたように
できるだけ早く伝えることを
重要視していますので、
これまでメールでの連絡は
マナー的によろしくないと
思われてきましたが、
その伝達速度の速さから、
現在ではメールを使用しての連絡も
場合よってはOKとなってきています。
訃報・葬式の連絡のメール文例!関係性別に紹介
お葬式の連絡は
速度が重要視されていますので、
現在では、
より早く相手に伝わることから
メールを使用して
訃報・お葬式の連絡を
行うことが多くなってきています。
ですが、
メールでお葬式の連絡をする場合、
どのような文面にしたらよいのか
わからない・・・という方も
中にはいらっしゃいますよね。
そんな方のために、
訃報・お葬式の連絡を
メールでする場合の文例を、
関係性別に
以下にご紹介させて頂きます!
親族間での連絡の場合
○○(故人の名)の長女の○○です。
かねてから入院中の父○○が
本日○時に亡くなりました。
取り急ぎ、お知らせすべく
メールさせて頂きました。
お通夜、お葬式の場所や日時は
決定次第、
追ってご連絡させて頂きます。
遺体のほうは、
一旦自宅に連れて帰ります。
何かありましたら、
私の携帯(000-0000-0000)
(Mail:000@000000)に
ご連絡くださいますよう
お願い申し上げます。
会社関係への連絡の場合
お世話になっております。
営業部○○○○の妻○○と申します。
かねてから入院中の夫が
本日○時に亡くなりました。
通夜は明日、○月○日午後6時から、
葬儀は○月○日午前11時から
○○市の○○斎場にて行います。
喪主は、私○○がつとめます。
お忙しい中恐れ入りますが、
関係者の皆様に、
お伝えくださいますよう
お願い申し上げます。
ご連絡は、
私の携帯(000-0000-0000)
(Mail:000@000000)まで、
お願い致します。
友人・知人への連絡の場合
突然メールしてしまい申し訳ありません。
○○の長女の○○です。
かねてから入院中でありました
母の○○が本日○時に亡くなりました。
生前は大変お世話になり
有難うございました。
つきましては、
通夜を明日○月○日午後6時から、
葬儀を○月○日午前11時から
○○市の○○斎場で行います。
喪主は私○○がつとめます。
ご連絡は、
私の携帯(000-0000-0000)
(Mail:000@000000)
まで、お願い致します。
葬式の連絡を送るべき範囲はどこまで?
お葬式の連絡を送るべき範囲は、
上記でもすでに
ご紹介しておりますように、
家族、親族の三親等までと、
故人の友人、知人、会社関係者、
学校関係者、
遺族の関係者(友人、知人、
会社関係者、学校関係者)、
近隣の方や自治会、
町内会などお住まいの
地域の関係者です。
ただし、
葬儀を近親者のみで執り行う場合は、
家族とごく限られた親族のみに
連絡する場合もありますし、
故人の遺志や遺族の意向によって、
連絡する範囲が
変更になる場合もあります。
youtubeにて家族葬の場合の、
知らせる範囲を
詳しく紹介している動画を
見つけました。
家族葬を行うときは、
どの範囲まで
お葬式の連絡をしたらよいのか
知っておきたい方は、
ぜひ、以下の動画を
ご覧になっておいてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
これまでの慣習では、
電話ではなく
メールでのお葬式の連絡は
基本的にNGだったのですが、
結婚式の連絡と異なり、
お葬式の連絡は、
より迅速に相手に伝わることを
重要視しているため、
現在ではメールでの連絡も
場合によっては
OKになってきています。
身内がお亡くなりになり、
できるだけ迅速に
お葬式があることを
家族や親族、
故人や遺族の関係者、
お住まいの地域の方々に
伝えるために、
メールを使用したいけれど、
どんな文面にしたらよいか
わからない・・・という方は、
上記でご紹介しました、
親族間、会社関係、
友人知人あての例文を使用して
文章を作成し、
訃報・お葬式の連絡に
使用してくださいね。