近頃では定年を迎えても、
今後の老後生活が不安で、
何か仕事を探そうと、色んなランキングを
チェックしている方もいます。
基本的には過去の経験や同業種で
探そうとする方が多いものの、
あまり出世できずに自信を失い、
他の仕事で探そうとする方も
多いのが実情かもしれません。
実際にFPである筆者は、
老後の仕事について、色んな記事や
ランキングを元に相談されるのが
実情です。
そこで今回は参考までに、
老後の仕事についてランキング形式で
お伝えします。
あなたの老後に、お役立て下さいませ。
老後に仕事をしたいと考えている人はどれくらいいるの?
一概には言えないものの、
およそ今でも4割程度の方は
老後も働きたいと考えている
アンケート結果があります。
ただし、実際には働きたいというより、
働かざるをえないのが実情です。
もう少しいえば、
老後に満足な仕事を得ているのは2割程度で
8割は不満ながら働いている
実情があります。
老後の仕事ランキング!シニアに人気の職業TOP5
老後の仕事というのは、どうしても
「体力の低下」と「経験値」が
一つの判断要素になります。
同時に、基本的に雇用する側は
若い方を求める傾向にあるので、
十分に準備する事が大切です。
これを基本に、
次の章から職業をお伝えします。
1.マンション管理
まずは「マンション管理」です。
これは大きく、
「管理人の募集に応募するケース」と、
「自分でマンションを建てて
管理人に就任するケース」があります。
ここまでの蓄えで、
形は分かれるでしょう。
ひとまずマンション管理なら、それほど
体力が必要という訳でもないので、
高齢者に人気といえます。
2.ビル管理
次に「ビル管理」です。
これは理屈の上では、
マンション管理と大差ありませんね。
より広範囲を管理する事になりますが、
相応の経験があるなら、十分に
定年後でも役目を果たせるでしょう。
ちなみに、他にも
「アパート管理」などもあります。
まずは自分で色々と
探してみると良いでしょう。
3.警備員
そして「警備員」です。
一口に警備員といっても色々ですが、
それでも一般的な警備員は言葉ほどの
「警備力」が必要な事も少ないので、
なりたがる方は多い人気の職業と
言えるでしょう。
ただし、最近では若い方が派遣で
警備員になる方が増えましたので、
少しずつ老後の仕事には
不向きになるかもしれません。
4.独立する
さらに「独立する」です。
これは最近、本当に増えましたね。
現役中の経験や資格を活かして、
定年後に独立する訳です。
実現できれば、定年もありませんから
存分に今後も働きましょう。
ただし…ずっとサラリーマンだった方が
独立しても、失敗することも多いですから、
入念な準備が大切です。
5.英語を生かす
最後は「英語を生かす」です。
この場合は、
当然に英語力が必要になりますが、
英語さえできれば、定年を迎えても
何か仕事が見つかる可能性は高まります。
存分に、勉強しておきましょう。
ちなみに最近の日本は、
英語力が当然に求められる一方、
だから出来る人も増えているので、
別路線もアリといえます。
老後の仕事!女性が働きやすいのはどんな職業?
女性が老後に働く場合は、やはり
コンビニやスーパーの店員が
人気といえます。
一概には言えませんが、女性の方が
男性に比べて接客力も高いですし、
上司の言うことにも従順ですからね。
ただし、ずっと専業主婦だったような女性が
働く場合は、何でも大変ですから、
覚悟しておきましょう。
老後に仕事をするときに役立つ資格を紹介!
老後に仕事をする時に、
必ずしも資格は必要ありませんが、
それでも資格があった方が雇われやすく、
何なら独立にも繋がりやすいですから、
有利です。
ぜひ何らかの資格を現役中に
取っておきましょう。
次の章から、
そんな資格をお伝えします。
1.士業関係
まずは「士業関係」です。
弁護士、税理士、社労士、行政書士、
司法書士などの資格になります。
これらはやはり、
就職にも独立にも役立ちますから、
全て難関ですが、
その分の価値はあるでしょう。
ただし、最近では
資格を取っただけでは役に立たず、
相応の経験を併せ持つ事が必要なので、
注意しましょう。
2.マンション管理士
次に「マンション管理士」です。
先ほど人気の仕事としてもお伝えしましたが
やはり管理関係のための資格は、
取っておくと便利といえます。
勉強は大変ですが、
ガンバっておきましょう。
ちなみに最近では、色んな新しい資格が
常に作り出されていますから、
確認を続ける事も大切です。
3.調理師
そして「調理師」です。
調理師は食のプロですし、
食は誰もが必ず必要とする事ですから、
取れば就職にも独立にも、
そして日常の食事にも役立ちます。
一石三鳥とも言えますから、
ぜひ狙ってみましょう。
ただし、飲食は本当に
過当競争の世界ですから、
この世界に行くには
強い覚悟が必要かもしれません。
4.FP技能士
さらに「FP技能士」です。
筆者も持つ資格ですが、実は最近、
特に高齢者に人気の資格となっています。
これを武器に、
これまでの当人の人生経験を合わせて、
人の役に立ちたいと考えた訳ですね。
ちなみにFP資格は、金融関係や不動産、
保険業関係の就職にも役立ちますから、
現役の方にもお勧めです。
5.TOEIC
最後は「TOEIC」です。
先ほど、英語を生かす仕事も
アリとお伝えしましたが、
それなら自分の英語力を、
この資格で示す方法もあります。
あるいは同様に、
英検などを狙う方法もアリです。
ただし、稀に資格はあっても
使い方が分からない方もいますから、
どう使うかも考えておきましょう。
老後に英語を生かした仕事をすることはできるの?
老後に英語を生かした仕事をすることは、
一応可能です。
必ずできる訳ではありませんが、
英語力さえあれば、
それを欲する企業に再就職したり、
あるいは自分で英会話教室を
開いたりもできるでしょう。
ただし、最近では
英語ができる方も増えましたから、
相対的に英語の価値は下がっているので、
注意しましょう。
なお、英語をもっと知りたい方は
以下の記事も参考にどうぞ。
改めて勉強に励みましょう。
まとめ
今回の記事では、
シニアにお勧めの仕事として
- マンション管理
- ビル管理
- 警備員
- 独立する
- 英語を生かす
とお伝えしました。
ひとまず、今は定年を迎えても
その後もずっと働いて当然です。
老後資金が不足する事も多いので
ぜひ何か仕事を探しましょう。
なお、女性の資格が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。
意外と資格は大切かもですよ。