定年退職!雇用保険の手続きに必要な書類&期限は?【まとめ】

最近では定年退職を迎えたとしても、
その後も働くことが一般的なので、
定年退職も一つの失業と考え
雇用保険から貰える失業給付の手続きに
行く方がいます。

まさに政府が進めている
「一億総活躍」「生涯働ける社会」
賜物と言えるかもしれませんね。

ひとまず、貰えるかもしれないので
手続きは忘れずしましょう。

実際にFPである筆者は、
定年退職での雇用保険の手続きを
相談された事もありますよ。

そこで今回は、
定年退職での雇用保険の手続きについて
お伝えします。

あなたの老後に、お役立て下さいませ。

雇用保険の手続きに必要な7つのもの

雇用保険で貰える失業給付は、
手続きに必要なものを揃えて近くの
ハローワークに行けば大丈夫です。

漏れなく揃えて手続きにいきましょう。

次の章から、
手続きに必要なものをお伝えします。

1.雇用保険被保険者証

まずは「雇用保険被保険者証」です。

これは基本的に、定年退職のタイミングで
勤め先から受け取る書類になります。

仮にあなたが持っていて、
そして紛失しているなら再発行を
依頼しましょう。

2.離職票

次に「離職票」です。

これも勤め先に作成してもらって、
離職した後に受け取る書類になります。

退職後10日経っても届かない場合は
連絡しましょう。

雇用保険被保険者証と合わせて、
大切に保管しておく事が大切です。

3.印鑑

そして「印鑑」です。

これは別に実印である必要はなく、
認印でも大丈夫とされています。

普段、印鑑を使わない方は、
どこかで調達しましょう。

ちなみに最近では、苗字によっては
100均でも調達できますよ。

4.マイナンバーカード

さらに「マイナンバーカード」です。

最近の公的な申請の際には
必ずといってもいいほどに
必要になりますね。

忘れず、揃えておきましょう。

なお、数字を控えて
持っていく方もいますが、
間違いが怖いので現物をお勧めします

5.身分証明できるもの

そして「身分証明できるもの」です。

これも最近の手続きには
必須といえるでしょう。

免許証・保険証・住民票・パスポート…
何か持っていきましょう。

なお、証明書の有効期限には、
合わせてご注意下さいませ。

6.写真

さらに「写真」です。

ちなみに写真は2枚必要になります。

最近、スマホでしか
写真を撮っていないような方は、
近くのスピード写真で撮りましょう。

あくまで失業給付のために使う写真なので、
そこまで写真映りは気にしなくて
大丈夫です。

7.預金通帳

最後は「預金通帳」です。

これは本人名義のものが必要になります。

失業給付金を振り込んでもらうための
口座を用意しましょう。

全てをしっかり揃えたら、
あとはなるべく早めにハローワークへ
行きましょう。

雇用保険の申請期限は?

雇用保険を受け取れる期間は、原則、
退職日の翌日から一年間となっています。

このため、あまりに申請が遅いと、
途中で給付が打ち切られかねません。

あくまで失業給付は、
次の仕事を探すまでの「つなぎ給付」
という性格を忘れず、早めに
手続きすることが大切です。

定年退職後の雇用保険は給付制限ない?

定年退職後の雇用保険は、あくまで
「次の仕事を探す場合」に限り
受け取ることができるお金です。

このため、もう働く気がない場合は、
失業ではないので給付の対象外になります。

手続中も失業給付を受け取っている最中も、
この点を忘れると給付されない可能性が
出てきますから、注意が必要です。

定年退職後の雇用保険の待機期間は?

定年退職後の雇用保険の待機期間は、
勤め先の定年制度によって異なり、
未だに60歳定年なら7日間だけです。

しかし65歳定年の中、
60歳で辞めた場合には
3ヶ月の待期期間が発生します。

つまり、いわゆる
本当の定年で辞めたなら「会社都合退職」、
自分の希望で勝手に辞めたなら
「自己都合退職」となる訳です。

定年退職後の雇用保険の受給期限は?

定年退職後の雇用保険の受給期限は、
被保険者であった期間と
離職時の年齢で変わってきます。

仮に20年以上の被保険者期間を持つ方が、
60歳で会社を辞めたのなら、
期間は240日です。

ただし、定年ではなく
自己都合で会社を辞めた場合は、
150日に短縮されてしまいますので、
注意が必要といえます。

定年退職後の再雇用で雇用保険は変わる?

定年退職後に同じ会社で
再雇用されたとしたら、
雇用保険は特になにも変わりません

従業員側からすれば、特に何らの
手続きも必要ありません。

どうぞ安心して、
最後まで働きましょう。

強いて言えば、65歳で定年を迎える時には
以後は失業手当を申請しても
「高年齢求職者給付金」として、
わずか50日分の手当しか貰えません。

今は65歳以後も働く時代ですから、
一定の対策を取っておいた方が
いいでしょう。

まとめ

気になる方は動画もどうぞ。

今回の記事では、
雇用保険の手続きに必要なものを

  • 雇用保険被保険者証
  • 離職票
  • 印鑑
  • マイナンバーカード
  • 身分証明できるもの
  • 写真
  • 預金通帳

とお伝えしました。

昨今は老後破産も深刻なので
お金の問題はとても大切です。

貰えるものは確実にもらい
今後に備えていきましょう。

なお、老後資金が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒老後資金は一人暮らしの場合いくら必要?貯金額を徹底解説【男女別】

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