定年退職というと、どうしても
挨拶が欠かせない訳ですが、
中には口下手で上手く話せず、何らかの
文例を求める方も多いといえます。
想像以上に人前で話すのは緊張もしますし、
不慣れな方なら当然の悩みでしょうね。
その一方で、最後くらいは
カッコよくキメたいという方も
多いのではないでしょうか。
実際にFPである筆者は、過去に
定年退職の挨拶で使える文例について
相談された事もありますよ。
そこで今回は、
定年退職の挨拶で使える文例を
いくつかお伝えします。
あなたの定年に、お役立て下さいませ。
文例1汎用1
まずは「汎用」です。
もっともシンプルな挨拶が好みなら、
以下の文章でいかがでしょうか。
皆様こんにちは、〇〇です。さて、私はこの度、〇月〇日をもって定年退職を迎える事となりました。〇年の長きに渡って皆様と一緒に仕事をしてこられた事、そして職責を全うしてこられた事は、私にとって大きな喜びです。重ね重ね、今までお世話になりました。今後とも、何かありましたら、引き続きよろしくお願い申し上げます。
このくらいなら、分量的にも
話しやすいかもしれませんね。
文例2汎用2
次も「汎用」です。
ちょっとだけ色を付けたい場合は、
以下の文章でいかがでしょうか。
皆様こんにちは、〇〇です。さて、私はこの度、〇月〇日をもって定年退職を迎える事となりました。思い返せば〇年間の仕事を通して、本当に色々とありましたが、今となっては全てが良い思い出です。そして諸々を乗り越えられたのも、ひとえに皆様のご助力があったからこそと感じています。重ね重ね、今までありがとうございました。
最後に十分な感謝を伝えましょう。
文例3汎用3
さらに「汎用」です。
さらに形を変えるなら、
以下の文章でいかがでしょうか。
皆様こんにちは、〇〇です。さて、私はこの度、〇月〇日をもって定年退職を迎える事となりました。ここまでの全ての職責を全うし、そしてこの日を迎える事ができ、本当に嬉しく思っております。そして全ては、皆様の支えがあったからこそと思っております。今まで本当に長きに渡ってサポート頂き、ありがとうございました。
周囲の支えは重要でしたよね。
文例4再雇用1
次は「再雇用」です。
こんな時には、
以下のような文章でいかがでしょうか。
皆様こんにちは、〇〇です。さて、私はこの度、〇月〇日をもって定年退職を迎え、そのまま再雇用して頂ける事となりました。私の中では一つの区切りとなりましたが、今後も業務への関わりは変わりませんので、ぜひ今後とも今まで通り、よろしくお願い致します。
このくらいなら
簡単かもしれませんね。
文例5再雇用2
次も「再雇用」です。
少し形を変えたいなら、
以下のような文章でいかがでしょうか。
皆様こんにちは、〇〇です。さて、私はこの度、〇月〇日をもって定年退職を迎え、引き続き再雇用となりました。取り立てて何か変わる訳ではないのですが、だからこそ皆様には今後も変わらぬお付き合いとご支援を願えれば幸いです。引き続き、どうぞよろしくお願い致します。
このくらいの方が
シンプルでいいかもですね。
文例6転職1
そして「転職」です。
こんな時には、
以下のような文章でいかがでしょうか。
皆様こんにちは、〇〇です。さて、私はこの度、〇月〇日を持って定年退職を迎えました。今後については未定ですが、以後もどこかで働きたいと思っています。もしかしたらまた、皆様にご支援頂くこともあるかもしれませんが、その折にはどうぞよろしくお願い致します。ひとまず、これまで本当にありがとうございました。
転職先が決まっていても、
ボカすのも手ですよ。
文例7転職2
次も「転職」です。
少し形を変えるなら、
以下のような文章でいかがでしょうか。
皆様こんにちは、○○です。さて、私はこの度、〇月〇日をもって定年退職を迎え、以後は△△にて働くこととなりました。当社と直接の関りはありませんが、何かしら発生するかもしれません。その折には、どうぞよろしくお願い致します。まずはこれまで、本当にありがとうございました。
堂々と転職先を言うのもアリですね。
文例8独立1
そして「独立」です。
こんな時には、
以下のような文章でいかがでしょうか。
皆様こんにちは、〇〇です。さて、私はこの度、〇月〇日をもって定年退職を迎えました。そして今後は、長年の夢だった起業に挑戦する予定です。正直、不安も大きいですが精一杯がんばろうと思いますので、よろしければ今後もご支援の程、よろしくお願い致します。
存分にアピールしておきましょう。
文例9独立2
次も「独立」です。
少し形を変えるなら、
以下のような文章でいかがでしょうか。
皆様こんにちは、〇〇です。さて、私はこの度、〇月〇日をもって定年退職を迎え、今後は独立を視野に活動する予定です。とはいえ、仕事内容は変わらないので、今後も皆様に支えて頂けますと幸いです。ひとまず、これまで本当にありがとうございました。
昔の同僚を顧客に…は、
よくある話ですよ。
文例10勇退
最後は「勇退」です。
こんな時には、
以下のような文章でいかがでしょうか。
皆様こんにちは、〇〇です。さて、私はこの度、〇月〇日をもって定年退職を迎えました。今後のことは何も考えていませんが、まずは少し療養させて頂こうと思っております。そして、ここまで勤め上げる事ができたのは、皆様のお陰です。今まで本当にありがとうございました。
ぜひ残る方へも、
労いの言葉を残しましょう。
まとめ
よろしければ動画もどうぞ。
今回の記事では、
定年退職時の挨拶文例を
いくつかお伝えしました。
最後にカッコよく挨拶ができれば
残る皆に強く印象付けられます。
それは今後に大きく影響するでしょうし
精一杯の言葉を考えましょう。
なお、挨拶への返答が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。
しっかりマナーは守りましょう。