定年退職の挨拶に返信は必要?文例&マナーをまとめてみた

最近では定年退職の挨拶を
メールで済ます事もありますが、
その時にちょっと悩ましいのが
「受け取る側は返信した方が良いかどうか」
のようです。

悩むくらいなら返信した方が
良いように思えるものの、
中には返信が哀れみのように
感じる方もいるようですから、
特に最近では悩ましいかもしれません。

実際にFPである筆者は、
定年退職の挨拶に返信すべきか
相談された事もあるほどです。

そこで今回は、
定年退職の挨拶に対する返信や文例
そしてマナーについてお伝えします。

あなたの人生に、お役立て下さいませ。

定年退職の挨拶に返信は必要なの?

定年退職の挨拶に対する返信は、
必要というより「した方が無難」です。

最近では定年後も働く方が多いですから、
どこで今後も絡むかわかりませんからね。

必須ではありませんが、
なるべく労いと共に、今後に対して
改めて挨拶を交わしておきましょう

定年退職の挨拶!5つの文例まとめ

定年退職の挨拶に対する返事も、
確かに慣れていないと
文章に悩むかもしれませんね。

ある意味で定年退職の挨拶は、
相手にとって「最後の仕事」ですから、
その思いに応えてあげましょう。

なお、プレゼントを添えたい方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒定年退職の記念品!男性に喜ばれるプレゼントランキングTOP10!

次の章から、文例をお伝えします。

文例1汎用1

まずは「汎用」です。

もっとも無難に応対するなら、
以下のような文章でいかがですか。

〇〇さん、こんにちは△△です。この度はご丁寧に定年のご挨拶を頂戴し、ありがとうございました。これまで長い間、本当にお疲れ様でした。また今後もご縁があるかもしれませんし、その折にはまた、よろしくお願い申し上げます。

軽い交流なら、
この程度が無難かもしれません。

文例2汎用2

次も「汎用」です。

多少、深い交流がある方なら、
以下のような文章でいかがですか。

〇〇さん、こんにちは△△です。この度はご丁寧に定年のご挨拶を頂戴し、ありがとうございました。これまで、本当に大変でしたね。お疲れ様でした。まずはゆっくりお休み下さいませ。また何かありましたら、いつでもご連絡下さいね。どうぞよろしくお願い致します。

会社同士で取引が残るなら、
引継ぎも確認しましょう

文例3勧誘

そして「勧誘」です。

もし一定の目論見があるなら、
以下のような文章でいかがですか。

〇〇さん、こんにちは△△です。これまで長い間、お疲れ様でした。ところで、前にもお話していた通り、よろしければ今後はウチにいらっしゃいませんか?ひとまず一度、改めてお会いできれば幸いです。改めて今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

最近では、少しずつ
増えた形かもしれませんね。

文例4紹介

さらに「紹介」です。

すでに一定の話ができているなら、
以下のような文章でいかがですか。

〇〇さん、こんにちは△△です。これまで長い間、お疲れ様でした。ところで、前にもお話していた件ですが、よろしければ今後は□□の仕事をしてみませんか?落ち着いた頃に一度、お会いできれば幸いです。改めて今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

これも最近では、
増えつつある形かもしれません。

文例5心がけ

最後は「心がけ」です。

こんな時には、
以下のような文章でいかがですか?

〇〇さん、こんにちは△△です。この度はご丁寧に定年のご挨拶を頂き、ありがとうございました。〇〇さんとは長いお付き合いでしたから、残念ですが仕方ないですね。でも、まだまだ現役でしょうし、今後も何か話が入りましたら回しますから、今後ともよろしくお願い致します。

形だけでも「頼っている姿勢」は、
喜ばれるかもしれませんよ。

定年退職の挨拶マナー!5つの注意点

定年退職の挨拶に対する返信にも、
やはり一定のマナーがあります。

今後も気持ちよくお付き合いするためにも
節度を守って応対しましょう。

次の章から、
そのマナーをお伝えします。

マナー1返信は即

まずは「返信は即」です。

通常のビジネスメールでもそうですが、
メールを貰ったら、
なるべく早めに返信をしましょう

確認が遅くなったとしても、
確認したら早めに返信しようとする事が
大切です。

マナー2メール記載の連絡先に

次に「メール記載の連絡先に」です。

定年退職の挨拶は、
一般的に「最終出社日」にするため、
そのまま返信しても相手が読めない
可能性があります。

このため、
メールに連絡先が書いてあるなら、
なるべくそちらに返信しましょう。

マナー3感謝の気持ちを書く

そして「感謝の気持ちを書く」です。

これは社交辞令とも言えるのですが、
それでも今までの交流や付き合いに対して、
最後に感謝の気持ちを伝えましょう。

これがあるかないかで、今後の交際にも
大きく影響が出てきますよ。

マナー4退職理由は問わない

さらに「退職理由は問わない」です。

定年などと記載があれば別ですが、
単に退職する旨が書かれているだけだと、
つい詮索したくなるものですが、
それはマナー違反といえます。

理由はともかく
退職するという事実にのみ基づいて
最後に挨拶を交わしましょう。

マナー5件名はシンプルに

最後は「件名はシンプルに」です。

件名が分かりにくいと、相手は
メールを開かない可能性が出てきます。

最後の挨拶くらい、
分かりやすく済ませましょう。

もちろん、内容についても
分かりやすい事を基本にすることが
大切です。

まとめ

よろしければ動画もどうぞ。

今回の記事では、
定年退職の挨拶に返答する際のマナーを

  • 返信は即
  • メール記載の連絡先に
  • 感謝の気持ちを書く
  • 退職理由は問わない
  • 件名はシンプルに

とお伝えしました。

定年退職の挨拶に対する返答は
当人との一応最後の取引といえます。

今後もどこで関係するか分かりませんし
綺麗に最後を締めましょう。

なお、スピーチをする場合には
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒定年退職の挨拶!送る側のスピーチに使える5つの文例まとめ

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