定年退職の失業保険の金額はいくら?計算法を調べてみた【まとめ】

最近では定年退職を迎えても、
再就職をする前提で失業保険を
申請する方が増えているのですが、
やはりそういった方は
「貰える金額」が気になるようです。

そもそも失業保険、失業給付というのは
「次の収入を得るまでの繋ぎ」なものの、
やはり沢山もらえた方が次も安心して
探せるというものですからね。

実際にFPである筆者は、定年退職後の
失業保険の貰える金額について
相談された事もあるのが実情です。

そこで今回は、定年退職後の
失業保険で貰える金額について
お伝えします。

あなたの老後に、お役立て下さいませ。

定年退職!失業保険の金額を計算できる3つのサイト

定年退職時に貰える失業保険の金額は、
実はざっくりと計算してくれるサイトも
複数あります

自分で計算しても比較的簡単なのですが、
計算が苦手な方もいるでしょうから、
そういう方はぜひ自動計算ツールに
計算してもらいましょう。

次の章から、そんな
自動計算サイトをお伝えします。

1.知らないと損をする失業保険

まずは「知らないと損をする失業保険」
です。

一ヶ月の平均給与、年齢、
雇用保険の加入年数、そして
退職理由を入力すれば、あとは
サイトが自動計算してくれます。

まもなく定年退職する方は、まずは一度
いくらくらいなのか相場観を知るためにも
使ってみましょう。

⇒知らないと損をする失業保険の公式サイトを確認する

ちなみにサイトの下部には、
詳しい失業保険の仕組みについても
紹介されていますから、ぜひ一度は目を通し
失業給付について理解を深めておくことを
お勧めします。

2.ke!san

次に「ke!san」です。

こちらは離職前6ヶ月の賃金総額、年齢、
被保険者期間の3つで計算してくれます。

最終的には給付日数も大切になり、
これは退職理由で大きく変わるのですが、
ひとまず参考までに計算してもらうのも
アリでしょう。

⇒ke!sanの公式サイトを確認する

ちなみに相場観として計算してもらうのは
全然アリなのですが、結局のところ
計算結果は「退職前賃金の45~80%」に
落ち着くハズなので、
普通に働いた方が得です。

あくまで失業給付は求職中の繋ぎと考え、
早期に再就職を果たしましょう。

3.シツホ

最後は「シツホ」です。

こちらは6ヶ月間の給与総額と年齢、
勤続年数、そして退職理由を元に
計算してくれるサイトになります。

強いて言えば退職理由は、当人の思惑とは
違ってくることもあるのですが、
あくまで参考ですから、ひとまず
思惑通り計算してみましょう。

⇒シツホの公式サイトを確認する

ちなみにこのサイトは、
そもそもの失業保険を詳しく解説したり、
マンガで失業について
教えてくれたりもしています。

一つの会社を勤め上げて
失業したことが無いという方は、心構えや
予備知識の習得にも役立つでしょうから、
ぜひ一度見てみると良いでしょう。

失業保険の上限金額は何で変わる?

失業保険の(上限)金額は、大きく
「直前に貰っていた賃金」で変わります。

あとは「退職理由」と「勤続年数
(雇用保険の被保険者であった期間)」
で貰える日数が変わるため、
勤続年数は変えようがありませんから、
何とか会社都合で辞めたいところ
かもしれません。

ちなみに失業給付は、
直前に貰っていた賃金が多い方ほど
給付率が低い仕組みになっていますから、
賃金が多かった方ほど早期に
再就職を果たしたいところです。

失業保険の金額が少ない場合に確認するべきこと

失業保険の金額が想定より少ない場合には、
まずは「退職理由」
チェックしてみましょう。

もしかしたら会社都合と思っていたのに
自己都合退職になっている可能性が
あります。

またそもそも少なくて
生活が苦しい場合には、失業給付以外の
給付や助成金を探しましょう。

なお、そもそもとして失業給付は、
最初の1ヶ月は少し少なくなります

理由は、失業給付には当初7日間の
「待期期間」があるためです。

この期間は給付期間ではないので、
諦めましょう。

なお、書類や期限が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒定年退職!雇用保険の手続きに必要な書類&期限は?【まとめ】

事前にしっかり準備しましょう。

失業保険の金額の平均は?

失業保険の金額に明確な平均はないのですが
ひとまず普通に満額貰える金額でも
およそ年収換算で240万円程度なので、
月に直せば20万円程度です。

派遣労働などの方を除いて、普通に
正社員で働いてきた方にとっては、
全然足りない金額といえるでしょう。

もちろん満額で上記なので、実際には
これを下回る方も多いと思われます。

つまり、
失業給付を貰えても不十分だからこそ、
やはり早期の再就職が大切です。

失業保険よりも再就職手当に期待する人も

最近の失業給付というのは、
支給日数を残して再就職が決まると、
支給残日数に応じて
「再就職手当金」が貰えます

簡単に言えば「再就職お祝い金」
ですね。

これがあるからこそ、ムリに
「満額貰ってから再就職」などと
考える必要が無いともいえます。

そして再就職手当金が貰えた後は、
普通に再就職先から高い給料が
貰える訳ですから、長い目で
総合的に見れば断然こちらの方が得と
言えるでしょう。

まとめ

気になる方は動画もどうぞ。

今回の記事では、
定年退職後の失業保険の金額について
様々な角度でお伝えしました。

途中でも触れましたが、失業給付よりも
再就職の方が大切な要素です。

あくまで失業給付は繋ぎのお金と考え
しっかり就職活動に専念しましょう。

なお、手続きの方が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒定年退職の失業保険の手続きは?受給方法や条件を調べてみた

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